医療費高額は政府の責任 | 女神のつぶやき

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日本のおかしなことでも

医療費が高額になって、後期高齢者2割負担に一部の人がなるようですが、医療費が高額になったのは、院外処方をしたためです。

 

病院が薬を多く出さないためという理由で院外処方に仕向けた政府の頭のおかしい人たちですが、院内処方のほうが圧倒的に患者負担が少ないでしょう。つまり医療費も少ないってことです。

 

今年4月から少し調剤点数が変わりましたが、例えば初診で行って、薬価1円の薬を頓服で1錠処方したとします。

 

院内処方で一番点数の少ない病院の場合:

初診料282点+医学管理料52点+基本処方料42点+医学管理料10点+薬価1円の薬は1点+内服薬11点=398点です。3割負担で1200円です。(薬代込み)

 

院外処方の場合:初診料282点+医学管理料52点+処方箋料68点=402点、3割負担の場合1200円(病院で支払うお金)で、調剤薬局で払うお金は、調剤薬局によって値段は違います。

 

一番安い調剤薬局の場合でも、調剤基本料42点+調剤管理料7日以下4点+服薬管理技術料59点(3か月以内に同じ薬局で手帳を出している場合は45点)+薬価1点+頓服21点=127点です。3割負担だと380円。一番点数の安い調剤薬局でこれです。薬価1円の薬1錠で1270円になります。薬局の利益は1269円です。

 

この場合、院外処方の場合最低でも3割負担の場合1200円+380円=1580円。院内処方だと1200円です。院外処方を勧めた政府に問題がある、しかもジェネリック品の割合が多ければ儲けになる仕組みをさらに今年4月から加速されている。

 

ジェネリック品は同じ薬ではありませんよね。しかも最終臨床試験をしないで承認をしているとのことです。元の薬の効果が100であった場合、ジェネリック品は80~120でも承認しています。

 

院外処方にするので医療費が高くなったとは考えないのでしょうか?