劇場版 機動戦士ガンダム | 手帳~思い出~

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男の子ならだれでも知ってるガンダムの元祖、ファーストガンダム。
1980年前後の作品ということで世代的には僕のもう一つ前くらいの人なら
リアルタイムに見てたかもしれないけど、実は自分は見たことなかった。

以前にテレビ版を劇場版のⅠにあたる部分くらいまで見ていたんだけど、
途中やめになってしまっていたので、時間のある時にということで劇場版のほうで、
一気に見ることにした。

さすがに30年以上も前の作品なんで、作画やメカデザインをどうのこうのと論じるのは野暮かもしれない(が、やはり正直古臭く感じるのは仕方がない。)
でもストーリーとか設定は今見ても全然古臭さを感じないし、かなりリアリティにこだわったつくりは子供向けというより大人向けって感じがする。

いまでこそ大人向けアニメは当たり前だけど、あの当時にロボアニメで大人向けの内容ってすごいことだよなぁ。
たぶんそのあたりのズレ(時代が追い付いてなかった)が当時テレビ版の視聴率が伸びなかった原因とまたその後の神格化されるほどの人気化の要因なんだろうな。

他に感じたところとしては
ガンダムはあくまで兵器の一つであり、アムロも1兵士であり続けたところもいいなと感じた。

あくまで1年戦争という大きな枠で見たときにはザビ家内部の権力闘争とか、地球連邦の物量によって趨勢が決しているわけで、戦争の中での役割としては現実的な範囲にとどまってる。

ニュータイプとしてのアムロとガンダムは局地的には無双してたりするわけだけど、
決して主人公が一騎当千の活躍して、正義の連邦軍の悪のジオン公国との戦争を勝利に導きましたーめでたし!みたいな話にはなってない。
むしろアムロの成長とかララア、シャアとの人間関係を中心にブライトやカイやセイラなど様々な人間ドラマのほうが話の中心になってるところがよかった。

とにかく今見ても楽しく見れましたよという話でした。

ちなみに今後時間があればガンダムの宇宙世紀作品をいろいろ見ていこうと思ってます。






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