(4-13)蹴上がり
昼下がり、二人はあまり人気の無い市営の小さな公園でデートをしていた。 その日の彼女の服装は素敵なプロポーションのラインにピッタリとしたデニムの短い上着 と、同じデニムのひざまでのスカートだった。 後ろから眺めると、上着とスカートの間に見えた、きゅっとくびれたウェストから可愛い お尻までの10センチ以上の急カーブがその日は特にセクシーに感じた。 |
我慢が出来なくなった。 背後から左手でウェストに素早く手を廻して、ヒップを自分の方に引き寄せた。 |
余りの突然の行為に体が硬直し、「やめて、ここでは駄目、誰か人が見るかもしれない」 と言いたいが、緊張して声が出ない、 |
「普段は優しくて冷静な人なのに今日の貴方は何か変、どうしたの?」右手が背後で私の スカートを上げ、その動きと同時にウェストにあった手が強く、私が抵抗しないように体 を締め付けた。 |
「私が、何も言わないので、了解していると思っているの?待ってそこは駄目」 |
スカートの中の手は2秒もしないうちにパンティストッキングの上から差し入れられ、パ ンティの中に入ってきた。 恥ずかしさから両膝を内側の方向に力を入れた。 その手はヒップのラインに沿って優しく撫で始め、やがて指は恥ずかしい場所に降りてき た・・・。 |
という、絶対実現不可能なシーンを想像し、心の中はイヤラシイ気持ちが充満していた。 |
鉄棒のコーナーに来た。 先ほどの妄想の余韻を消し、同時に恋人の前でかっこいいところを見せようと、蹴上がり で、軽々と鉄棒の上に体を載せた。 「素敵!」と、彼女から賛美の声が上がった。 自信満々に鉄棒から降りた。 まだ余韻は残っていた。 |
その時、悪魔の声が囁いた。 |
「逆上がりぐらいはできる?」と、下心が気づかれないような眼差しで聞いた。 |
「えっー」と言って、少し驚いたような表情で僕の真意を探っているような目を向けた。 |
まずい! 僕の気持ちを探っている。
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次回は(4-14)忘れられない思い出です。お楽しみに
たまには株の話
上昇トレンド銘柄の6767ミツミ電機と1518三井松島は相変わらず上昇一途です。
6674GSユアサの上昇トレンドが本日大きく崩れましたが、明日の動きが楽しみです。
私の好きな曲vol.181( JITTERIN'JINN :サツキマスの唄 )