『ネコロビ』31昼寝を終えて雨宿りしながら、雪男のゴンが言います。「なあ、本屋行ってええか?」「森に本屋があるん?」「むぐらの親父が地下洞窟に作っとるんや」「むぐら?」「もぐらのことだ。本人がいつも、むぐらって言っとるでな」「へえ」雨が小降りになってきました。「そろそろ行こか」「うん」2人は森の奥にある、洞窟の入り口の犬岩に向かいます。