ユダヤ人に生まれたというだけで他民族とは違う扱いを受ける。

住んでいる町は大丈夫でも、訪ねていった先には爆撃がある生活。

ニュースでしか知らない事が身近に起こっている。

けれども息子は生まれ、ママたちと会話し、ヨガ教室やピラティス教室に通い、水道管からは水漏れする。

 

作家として世界中を飛び回る。

 

家族を愛し、父や兄を敬愛する。

 

そして何よりユーモア!

 

息子が生まれてから父が亡くなるまで7年間のエッセイ。

1編が短く読みやすいし、何よりユーモア!

 

歴史や地理が分かっていたらより楽しめたと思うと自分の無知が残念。

でもそんなことをさっぴいても笑って泣いて読めた。