利用できる時間帯 | スポーツクラブ日記

利用できる時間帯

スポーツクラブも、もともとは会員の種類は
正会員
家族会員
デイ会員
の3種類が主流でした。

しかし、高齢化社会への対応により
シニア会員(60歳または65歳以上が主流)
ができ
コンビに等の営業時間延長により
ナイト会員
仕事前の運動として
モーニング会員

というように、さまざまな会員の種類ができてきました。
また、これらは利用できる時間帯に制限があるので会費も安くしているのが普通です。

ところが最近、この利用制限時間を守らない会員が多いことにあきれます。
当然、フロントでは注意をするのですが、
「ちょっとくらい早く入ってもいいでしょ」
「少し遅れるくらいサービスしてよ」
といったクレームが絶えません。

クラブ側の考え方として、利用時間を制限している分、会費を安くしているのですから、そういう融通をきかすと会費を安くして意味がなくなります。
また、正会員のように一番高い会費をお支払いいただいている会員に対して顔向けできません。
日本の経済状況が悪化をたどり、お金に対してシビアになってきてるのは事実です。
しかし、利用時間を延ばしたいのであれば、それ相当の会費を支払っていただくのが筋と思っています。

ひと昔前までは、企業が消費者に対して
「どのようなサービスや付加価値をお客様に与えることができるか」
を考えていたのですが、今は
消費者が企業にサービスを過剰に求める時代になってきたように感じます。

適正価格というものが話題になることがありますが、
適正価格とは、お金に対して同等の価値を与えるものと思います。
過剰サービスは、企業の経営悪化につながるものとも思います。
安かろう悪かろうは、あってしかりではないでしょうか?
企業努力といして、いかに安くてよいものを追求する姿勢は必要ですが、限界があるのも当然です。

町で売られている商品も、安いものは「Made In Chaina」と書いてあるのも、それで普通ではないでしょうか。
しかし、今の時代だからこそ、「Made In Japan」として日本のブランドをもう一度見直し、適正な価格販売をしてほしいと思います。