ブログを通じてお友達になり応援していましたクローバーさんの旦那様がお亡くなりになり心よりご冥福をお祈りいたします。

 

夫の闘病記を忘れていた訳ではなく、この部分を綴るのは心が苦しくなっていました。クローバーさんに背中を押されたようです。

 

 

ミタゾラムを投与して もう目覚めることはない、直ぐに落ちる、今夜がヤマである、、、聞きたくない言葉ばかりです。でも夫は一度だけ起きました。(一人で起きられない夫は起き上がりたい時は手を伸ばし側に居る私や娘が引っ張っていました。)深く眠った夫が手を伸ばし次女が夫の手を握ると起きてベッドから降りようとするので「お父さん、どうしたの?大丈夫?」声を掛けると、横に戻り「痛いな・・・」と、いいました。まだ痛みに苦しんでいます。看護師さんが来てミタゾラムとモルヒネを追加、「痛いな」これが最後の声でした。

数ヶ月ゆっくり眠ることが出来なかった夫が気持ちよさそうに寝ています。2時間に一回は向きを変え痰で苦しい時は吸引してもらい、ストマーの交換、念のため付けたオムツには粘液が出て交換してもらいます。娘二人私、家族4人で過ごしました。緊張の中にも女三人でのお喋りは賑やかにもなりました。「ねえっ、お父さん」と夫も耳は参加しています。

3人で順番にご飯やお風呂を済ませました。救世病院では個室でも付き添いは一人でしたが、万が一に皆で居られるよう師長さんの計らいで家族揃って病院に泊まらせてもらいました。

 

2015・07・25

この日は血圧がどんどん下がり、おしっこの量が激減してました。

素人ながらいつもと違うのを感じながらも、友達に預かってもらっている愛犬の話題で穏やかに笑って「ね、お父さん・・・」夫の顔を見ると呼吸が長くなってます。慌ててナースコールを、看護師さんが急いで来ましたが夫は息を吸ったまま戻しません。心肺蘇生は望んでいなく医師が来る前に私は夫に縋り泣いていました。勿論娘達も。医師の確認時間15時27分、夫は天国に逝きました。

 

まだ少し続きがあります、次回にします。