雑誌『VOGUE girl』Boyfriend ドンヒョン (2015.10月) | K-POP 歌詞とか雑誌とかとか日本語訳してみたブログ

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『VOGUE girl』2015年 10月号
Boyfriend ドンヒョン

Run, Boy Run

いつの間にか三回目のミュージカルをスタートさせたボーイフレンド、ドンヒョンの話。


なんだかんだ日本で最初にミュージカルの舞台に上がることになった。<千番目の男>と<僕らのイケメン青果店>はもちろん韓国の作品ではあったが、日本公演をしながら国内の舞台に立ちたいという思いがさらに強くなった。
ついに<兄弟は勇敢だった>で願いが叶ったから、これ以上良い事はない!まず、言葉では聞いていたミュージカルのMTに初めて行った。練習が始まり2週間ほど経った頃ジョン・ジュンハヒョンの主催でカピョン(加平)に行った。大学生活を送りながらも芸能活動のためちゃんと行ったことのなかったあのMT!不思議だった。パク・ジイル先輩はギターを持ってきていてメロディを歌ってくれたし、スピードクイズもして、1~2万ウォン程度のプレゼントを買ってくじ引きでプレゼント交換もした。お酒もあまり飲まずゲームをしてお喋りしながら夜を明かした。
出演陣の大部分がベテラン級の役者達だ。その中で僕の唯一の強みは末っ子だから可愛い所(?)程度。先輩方は僕を"잔망덩어리:ジャンマンドンオリ"(母性本能をくすぐられるほど可愛いの塊)と呼ぶ。初公演のカーテンコールの時少しだけ愛嬌をしたあとからグループトークで物凄くからかわれた。実はボーイフレンドのステージでの10分の1も見せていないのに。からかいながらもかわいがってくださる。特にヒョン達が代わる代わる美味しいものを奢ってくれる。だからヒョン達が疲れたと言えばコーヒーや飲み物でも買おうと努力するタイプだ。


ジュボン役に一緒にキャスティングされた(ジョン)ウクジンは僕のように末っ子だからお互いお喋りをしたり練習も一緒にやったりと仲良くしている。そういえばB1A4のサンドゥルは2012年にすでに<兄弟は勇敢だった>にジュボン役として出演した先輩だ。僕とは<千番目の男>の日本公演にダブルキャスティングされた縁があり、今回有り難くもアドバイスを沢山くれた。
ジュボンは安東の宗家の次男でソウル大学出身の31歳バツイチだ。<兄弟は勇敢だった>は韓国の創作ミュージカルなので、伝統を重視する家族と親戚の間で起こる事件を感動とユーモアなど、さまざまな感性と独特な演出で描いた作品だ。他のキャストの公演も暇ができるたび見ているが、見るたび面白くて感動する。宿舎で僕が練習するセリフと歌を真似しながらからかっていたメンバー達も僕の公演を見て、皆んな泣いたのか目を赤く腫らして来た。嬉しくて幸せだった。『ヒョン、お疲れ』という言葉が心に染みてご褒美を貰った気分だった。
友達と両親も良いと言ってくれて、祖父と祖母は公演を見た後昔をいっぱい思い出したと涙ぐまれていた。特にお母さんは招待券でもなく直接買ったチケットでずっと公演を見に来られる。日本公演に行けなかったことは残念だったようだ。ただ良かったよと言いそうなものなのに、公演が終わった途端すぐ修正事項とディレクションに突入する。『あんたさっきの囁く場面で本当に囁くからちゃんと聞こえなかった。歌う時エナジーばかり溢れすぎてるから緩急の調節をしろ。』などなど。そしてさらに付け加える。『この程度のことなら出来るだろ。』と。『私も自分のお金を出して見に来てるのに俳優がもう少し上手く演じてくれる方がいいじゃないか。』と。


*さらに詳しい内容は< VOGUE girl >2015年10月号でご覧いただけます。


出処:http://m.voguegirl.co.kr/content/view_02.asp?menu_id=04060000&c_idx=012201020000245