戦後世界支配を掲げて始まったアメリカは最初に朝鮮戦争を経て韓国両班が大きな下僕の協力者として登場し、韓国の初代大統領に両班が成った。その見返りは中国政権を知り尽くした大きな協力者北京の両班を手に入れた事であった。

 彼等は日本支配においても大きな役割を担い岸信介の周りを固め皇室を支配しアメリカの日本支配の要を担い日本人の要人がやがて彼等の成り代わりで占められ、アメリカの日本支配の要所に配置され法務公安などの日本支配の要職を固めた。

 中国では毛沢東を政権のトップに据えて他の幹部を失脚させる為に文化大革命を起こし、殆どの幹部が失脚して行った。僅かに鄧小平が地方に残り政権の中心に就き中国改革を実行し始めると天安門事件を起こし鄧小平政権に揺さぶりを掛け、多くの知識層が民主主義を掲げアメリカへ逃げ、中国経済が発展を始めると経済の資本主義化をアメリカの土俵に乗せる事を画策し育てた多くの中国人が中国に戻り、アメリカ式の遅れた資本主義をそのまま中国で実行し、親米中国人習近平主席が成り代わると打ち出した一帯一路政策を中国の世界支配体制と考え破綻へと導き莫大な負債をつくり出しより一層同盟の必要性を強調している様である。

 この両班を使った中国日本支配はアメリカを嫌労意識で覆い、遊び暮らす日々を当然だとする思想に染まり、労働が教えてくれる脳の進化や工夫する喜びを見失いアメリカ自身を利益を生み出す方法を見失しなわせて経済活動の本質を理解出来ない他人の労働で生まれる利益を掠め取るだけの暴力組織を強化し、今では能登半島の募金さへよこせと言い出す始末である。本当にアメリカ自身が腐り始めていると言わなければならない程何が人間にとって必要かと言うことさへ理解出来ない様に見えるのである。その為に莫大なお金を注ぎ込み暴力や軍事力で威嚇し、嘘や誤魔化しを平然と流布させて正当性を主張するのである。しかし、此処には科学が存在しないのである。データと言う過去の集計を頼りにアレコレと推論し喜ぶだけで科学が指し示す次が解らない膨大な徒労だけに振り回されて確信の無い推測に頼る曖昧な未来を提示しているだけである。

 嘘と誤魔化しが生み出す曖昧な回答に振り回されて、真実の上にしか無い次が何時まで経っても解らない莫大な曖昧の中で立ちすくんで居るのである。世界一を言うならば真実と事実に基く明確な次を科学的に解明された次を常に理解する科学的思想の構築を成すべきであろう。嘘と誤魔化しの無い勇気と熱意が欠落する姿勢を止める時である。

 過去のデータは過去のデータであり今の実態とは成らないのである。それは時間の経過に拠る変化が常に反映されないからである。此処に歴史的時間の推移に観るものを足さなければならない事に留意する必要がある。