私の家の観葉植物は、

いつも「のどかわいた!」と、

自己申告してくれる。

 

実際は喉は無いけど、

人間で言う「喉がかわいた」と、

同じニュアンスで聞こえてくる。

 

言われて、

はっと思って土や葉先を見ると、

確かに乾いているので

水をたっぷりやる。

 

 

私は昔から植物が好きだが、

こうして自己申告してもらうようにする前は、

水のあげすぎや、

水やりの忘れで、

よく植物をダメにしてしまっていた。

 

いつの間にか植物と話すのが当たり前になって、

「すぐ忘れるから、喉かわいたら教えて!」と、

植物に頼むようになってからは、

要請があるまで水をあげなくなったので

根腐れしなくなったし、

どんなに忙しくてバタバタしていても、

自己申告してくれるのであげ忘れも無くなった。

 

今部屋に置いている観葉植物も全て6年以上はいて、

買った時の何倍も大きくなっている。

 

 

私は忘れっぽいし面倒くさがりな所があるので、

疲れている時や寝る前に「喉が渇いた!」と言われると、

「ごめん、今日は無理かも…。明日また教えて…!」と言ってしまう時がある。

そういう時は何日でも言い続けてくれるので、大変助かる。

毎回、「あ!忘れてた!昨日も言ってたね!ごめん!」となってしまうので、

3回目に言われたら、

どんなに疲れていても、

電気を消して寝ている最中でも、

夜中にふと目が覚めて寒くて布団から出たくなくても、

絶対にその時に水をあげると決めている。

 

普段はちゃんと一回目であげるよ!

 

 

鉢の植え替えも、

植物が窮屈な気持ちを発してくれるので、

「狭くなってきた?根詰まりしてる?」と聞いて、

そろそろ限界かと言う感じになったら絶対に変えるようにしている。

 

先日も葉っぱの色が何枚も変わって枯れ落ちるので、

「病気?大丈夫?水あげすぎ?あげなすぎ?」と、

心配して聞いてみると、

「特に、別に。季節だから。」みたいな感じで、

冬から春になるから何枚か葉を落としただけだったようで、

ここ何日かで新しい葉がどんどん出てきていた。

 

 

そんな感じで接していると、

たいして世話はしていないのに、

勝手に元気にのびのびしてくれていて、

私がお世話をする対象と言うよりは、

一緒に生活している家族のように感じてくる。

 

 

ちなみに、私は我が家の観葉植物が大好きで、

「かわいいね~!元気だね~!葉っぱが出てきたね~!!」と、

よく萌え萌えしているが、

うちの観葉植物たちは、

「のどかわいた」とか、

「窮屈」とか、

「カーテンが風でぶつかる!」とか、

そういう注文以外はお話ししてくれない。

 

たまに愚痴を言ってみて

「どう思う?!」とか聞いてみても黙っている。

 

なのに、私の事をすごく守ってくれている感じがする。

まあ、単に居てくれることで私が安心しているだけかもしれないが。

 

部屋にあるサボテンも、

私は結構触るけど、一度もトゲが私に刺さったことは無い。

でも、嫌な気持ちを私に向けている人がいる時には、

やたらと自然にトゲが抜け落ちていく。

そして、そう言うのが無い時には何年経ってもトゲは生き生きしていて抜けない。

だから、サボテンは誰かの悪意にトゲで対抗してくれているのかなと思っている。

 

 

それぞれの植物がそれぞれの特性があって面白い。

それにしても、外で会う植物は結構おしゃべりしてくれるのに、

家の中の植物があまりおしゃべりしてくれないのは何でだろうか。

 

「もしかして、あんまりここが気に入ってない?」と聞いてみたら、

「別に、気に入ってないってことは無いよ~」と言っていた。

 

「なんであんまりおしゃべりしないの?なんで~??」と聞いたら、

黙っていた。

なんでなんだ。

 

でも、今まで何個も室内用に観葉植物を買ってきたけど、

育てているうちに「外が良い!」って言いだす子が多くて、

結局外で育てている植物も多い。

 

そんな中、今室内にいる植物は、

室内でも結構元気に育ってくれているのもあって、

たまに一応「外で暮らしたい?」と聞いてみたりするものの、

答えを待たずに私が「やだ!部屋で一緒にいたい!!」

「外に行かないでーーー!!」って言ってしまったりするので、

もしかしたら言っても無駄だと思っているのかもしれない。

 

ごめんよ…。

どうしても、どうしても外が良かったら外で育てるけど…!!

でも、ぜひこれからも一緒に部屋にいて欲しい。