■鏡の法則
パートナーは鏡というお話をしましたが、自分から笑いかけなければ鏡の中の自分は笑いません。パートナーの言葉に納得が出来なくても、「それってどういうこと?」と一度知ろうとする姿勢がとても大切になってきます。
【意見が合わない時】
・言ってくれたことを受け入れる
・相手の意見を採用するかどうかは別
・嫌な時間=変化する為の時間と考える
・受け取る/聞く/キャッチボールを意識
・受け取り拒否/否定/言い返そうとしない
カチンとくる時、図星を突かれていたり、相手の主張が自分を否定してきていると勘違いしてしまったり、自分が正しいと思ってしまっています。
自分が正しい=相手が間違っていると誤認してしまうと、相手の言葉を受け取る事が出来なくなってしまう人が多いんです。
相手も正解、自分も正解。それは今まで触れて来た環境や経験の違いから来ています。結婚やお付き合い、家庭というのは「二人で」作り上げる空間です。今までの「単身の価値観」を持ち寄って話し合う事で「新しく構築」をしていく事になるのです。
「自分が正解」のみを貫き通す行為は「二人で」作り上げることを拒絶し、「既存のものを押し付ける」事になってしまいます。
自分から歩み寄る姿勢が、とっても大切になってきます。
※好きな人との愛の育み方です。悪意が発生する場合は別です。
■自分の価値観を伝える
自分の中の価値観。
・金銭感覚
・刺さる言葉
・嬉しいと思う事
・私の機嫌の取り方
・ちょっとした拘り
・浮気判定する範囲
・二人でやってみたい事
・寂しくなるタイミング
・自分が心地よい連絡の頻度
・マスク/ワクチンについての価値観
ふとした場で初めて判明する事もあります。
すべての価値観において、相手に言わなければ解りません。
真っ先にすべきことは【自分の中の理想を手放す】。
長く一緒に居ると「ちょっと引く事」「どうしても理解できない事」も発覚したりします。そんな時には「根本になる指針は同じ方向を向いているだろうか?」という点に注目してください。
例えば、「健康に、楽しく生きたい」という意識がある二人が居るとします。
煙草が好きでやめられない人と、煙草は健康に悪いと思って好きになれない人の場合はどうでしょう?
煙草好きの「楽しく生きたい」部分を優先すると、相手の「健康に生きたい」を阻害してしまうので、話し合いが必要です。
この時「将来的にはやめるための努力」を煙草好きの方が始めるか、煙草を好きになれない人が「こういう場合は吸わないで」と妥協点を出すかしない限り、一緒に居る事は難しくなります。
煙草が好きでやめられない人と、自分は吸わないけど煙草に抵抗が無い人であれば問題なく過ごせます。この場合は、妊娠した時に「やめるか、やめないか」の話し合いになります。
相手によって最善策は違ってくる所が、パートナーシップの面白い所だと言えますね。合わなければ離れてもいいのです。あなたは、常に自由です。
運命の人というのは一人ではなく、実は「何を選ぶか」で決まります。運命の選択権は常に自分が握っています。
【自分の中の理想を手放す】と、ぐんっと視野が広がる。相手の価値観を「新しい・新鮮・面白い」と感じるのか、「合わないかも・行きたい方向と違う」と感じるのかで考えてみて下さい。
口は伝えるためにある。あなたが何を良しとして、どういう時にどういった気持ちになるのか、全く伝えられずに「解るでしょ?」「普通はこうでしょ?」はあまりに無理難題です。
実は、「一般的・普通・みんな」は人により異なるものです。使ってしまいがちですが、価値観を伝える事時には1ミリも意味のないどころか悪印象を与える言葉という事を念頭に置き、使わないようにすることをおすすめいたします。