忘年会。
お酒の話で盛り上がる季節ですね。
私は以前ブログでも書きましたが、母の泥酔した状態や離脱症状が起きるのを身近で見てから、お酒を飲みたいという気持ちが全く起きなくなりました。
依存症者は飲酒欲求に耐えるのが大変ですが、反対に依存症家族はお酒や泥酔している酔っ払いに対しての拒絶が起きる。
一種のトラウマだと思います。
これほどお酒を飲みたいという気持ちがなくなるものかと驚いています。
お酒を見るのがイヤとまでは言いませんが、泥酔している酔っ払いは見たくありません。
据わった目で支離滅裂な事を話し、言葉も乱暴になる。
そんな人を見ると母を思い出し、心臓がドキドキして...。
こんな風にトラウマを抱えている依存症家族は多いかもしれない。
どんな目に合ってもお酒がやめられない依存症者に対し、関わっていた人間の方がお酒をやめる事になる。
私は自分が思っていた以上に母の泥酔した姿を見る事がストレスだったのだろう。
『無礼講』とは...。
神様がくださるお酒を上座から順に礼儀にしたがっていただいていく「礼講」を無くす事で、決して無礼をしてもよいわけではない。