台湾巨匠傑作選2024 | こうのの日々

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。


そうそう。

春頃に、わたしはある映画を観ました。

30年ほど前の作品です。

悲しいお話は苦手なのですが、重い題材ながら不思議な軽やかさがあり、いつまでも心に残ります。

これは観てよかったな…と思いました。

そして、ちいさな絵を描くことにしました。


まず、画面を見ながらざっと下描きして。

画用紙を重ねて、カラシ色の色鉛筆で写します。
さあ。
映画好きのあなたは、これが何という作品かお判りかな…?
ごめんよ。
まあ判らないだろうな。
だって日本では未公開でしたからね。
昨日まではね!
この映画「無言の丘」(王童監督 1992年 台湾)は、今日7/20(土)〜8/30(金)にK's cinema(新宿区)で開催される
にて、本邦初公開となりました。

この特集には、リピーター特典があって、

3種類の絵葉書のどれかが貰えます。

そのうちの1種類を描かせていただくことになったのです。


コメントも書きましたが、文字数を絞りすぎてあっさり目になってしまいました…。

武田一義さんと魚乃目三太さんのはそれぞれ別作品へのコメントなのですが、わたしが言いたかったことを誠実にうまく伝えてくださっていました。

ご参考にしていただけるとありがたいです。


3時間の大作で、決して痛快娯楽作品ではありません。

でも、ほのぼのとした優しい味わいがあり、観ればきっと人生の糧となります。


よろしかったらご覧になってくださいね。

ではまたね!


※台湾にはちょっとご縁があるのかな? あるといいな。