Gスポットって?
女性の性感帯の1つです。
潮吹きポイントであって、女性の射精とも言われています。
でも、本当にあるのでしょうか?
そこで、まじめに調べてみみました。
GスポットのGはドイツのGräfenberg先生の頭文字のGです。
1950年に膣の前壁(膣の中の上にあたるところです)の性感帯として報告されました。
その後、1981年にAddiegoによってG-spotとして報告されてから、G-spotという言葉が使われ始めました。
では、Gスポットはどこにあるのでしょうか?
これは、女性器の断面図です。
7が膣で
6が尿道(オシッコが出てくるところ)
10が子宮で、2が膀胱になります。
仰向けの女の子の膣に指を入れると、真ん中の上側にちょっとこりっとしたものを触れます。
これがGスポットといわれているものです。
実際に膣に指を入れて、指を曲げてみます。
膣は恥骨のすぐ下にあるので、指を曲げると膣の中は意外に深いと思うかもしれません。
で、曲げた指の先っちょでコリコリとしたものを触れれば、それがGスポットです。
これは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、膣の前壁(指を曲げてあたっている上がわの面)の図です。
この図のPawlik triangle が Gスポットです。
ここを刺激すると女性は尿意に似た、ちびりそうな感覚、快感を感じます。
でも、書物(医学文献です)を調べてみると、Gスポットはクリトリスのように、実際に存在しているものではありませんでした。
実際に存在していないというのは、解剖して調べてみても、特別な組織が見つかったわけではない、ということです。
だから、絶対にここ!!!っていうところがあるわけではないのです。
では、Gスポットとは何なのか?
その書物では、マスコミが作り出した性感帯であると締めくくられています。
でもでも、Gスポットとして、実際に気持ちの良くなるポイントが確実にあります。
では、何を刺激しているのでしょうか?
Gスポットといわれているところは、膣の前壁なので、そこは、膀胱があり、尿道があるところです。
だから、刺激しているのも膀胱であり、尿道なので、潮吹きの潮もオシッコなのです。