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近年の優れた1/43モデルから、初代セドリック・バンが今回のお題です

初代セドリック・バンは1961年登場、セダン同様1500ccエンジンを搭載したもので

スタイルも初代初期型の特徴である『タテ目』のデュアルヘッドライトに、パノラミック・フロンドグラスを持ち

ボディーカラーもツートーンが採用された事も相まって、アメリカン・スタイルがバン・ボディーにより

より強調されたエステートカーとして、一躍人気車種となりました

バンと言っても、その装備や性格はワゴンに限りなく近いものでしたが、1962年4月には国産車初の

本格的ワゴンが登場、後ろ向き三列目を採用、8人の乗車が可能となり、スイッチにより上下する

リアゲートのウインドウに、下側に開閉するゲートは正にアメリカン・ワゴンそのものです

エンジンもセダン・デラックスやカスタムと同じ1900ccを搭載、余裕のあるクルージングを実現しています


今回のモデルは初期型のバンで、モデルとしてもワゴンに近い様相を持ったバンを、よく再現した秀作です

セダンより伸びやかなスタイリングは、モデルでも見応えある迫力を感じ、ツートーンカラーや

『タテ目』による豪華な印象は、1/43のミニカーからも十分伝わってきます

初代初期型セドリック・バンのミニカーは遠い昔、今や伝説のミニカーメーカーである、大盛屋ミクロペットの

チェリカ・フェニックスシリーズとして発売されて以来の事であり、超マニア相手の少量生産モデルを除く

一般的な量産モデルとして、唯一の製品となっており、貴重な存在です

なお、後期型の横目スタイルを持つモデルも、『国産名車コレクション』から発売されたので

別の機会にアップしたいと思います


2002年10月発売 発売当時価格3,570円