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意外にも当ブログ初登場となる、イタリアの国民車『フィアット500』の二代目です

実車については他で多く語られている為、ここでは大きく割愛しますが、モデルとなった500Fは

1965年に登場したタイプで、大きな特徴は前開きドアから普通の後ろ開きドアに変更された事です

もちろん、その他装備も変更されていますが、スバル360同様マイナーチェンジ毎の変化は機敏で

その後も高性能版のアバルト等で有名となり、さらに我々40代の者の中では、アニメ・ルパン三世の愛車として

記憶に残るもので、その活躍はテレビ版から劇場版に至るまで、数多く脳裏に焼きついています


さてモデルは、実車出現当時から非常に多く製品化されてきましたが、当ガレージでは少数派で

その台数は極僅かしか所属しておらず、自分でも意外な感じがします

決して嫌いなクルマではなく、むしろ大好きなクルマなのですが、何故かモデルには興味が沸きませんでした

現代版の優れたモデルも多く、それらをコレクターとして、せめて一台は持っていても当然なのですが

私がチョイスしたのは、高速道路のサービスエリアで販売されていた、典型的なB級モデルでした

一応1/32スケールとなっていますが、スケール性よりもその雰囲気が非常に良く、ミニカーとしての

ディテールは一通り揃えていますが、それらも何処と無くマンガチックな体裁でまとめられています

メーカーとしては、それを狙った訳では無いと思いますが、ディフォルメ感が強くなってしまった結果でしょう

プルバックで走行、ドアが開閉しますが、それも子供向けのアクションを狙っただけのようです

しかし斜め後方からのアングルで見ると、実車の華奢な感じをよく表わしており、この手のモデルにある

『ハッとする隠れたリアル感』が見出され、B級モデルの魔力をこのモデルにおいても見る事が出来ます


あまりコレクションの幅は広げないように心がけているのですが、このフィアット500については

少し気になるモデルとして食指が沸いてきた、今日このごろです


1998年発売 発売当時価格概ね500~800円前後