


『三菱トライトン』と聞いてどれだけの子供たちが『うん、ボク知ってる!』と、手を挙げるでしょうか
街中でも見ることが稀な、今更ブームでもないピックアップ・トラックですから
トミカとして製品化するには、非常にレアなクルマに違いありません
『三菱トライトン』は、ストラーダの後継車として2005年5月から、まず欧州で発売開始され
日本国内市場には、2006年9月から登場しました
製造はタイで行われ、世界各国に輸出されており、日本でも実質的には輸入車として扱われています
V6 24バルブSOHC 3.5Lのガソリンエンジンは、186ps/4750rpmを捻り出します
日本国内バージョンは、このパワーユニットのみで、ミッションも4ATだけとなります
現在日本で新車で買える、日本メーカーのピックアップ・トラックとしては、唯一の車種でもありますが
実車に街中にて出会う確率は少ないと思われます
トヨタ・ハイラックスやダットサン・トラックなど、かつてはこのクラスも車種が多数存在しましたが
現在は、このトライトンのみと、淋しい存在の車型です
モデルはイメージカラーで仕上げられており、独特の丸い感じのスタイルも巧みに再現されています
また、前後のスリーダイヤも美しく入れられており、スッキリしたモデルとなっています
それにしても、予想もしなかった車種だけに、嬉しいのには違いありませんが
このクルマのご先祖様的な『三菱フォルテ』もヴィンテージ・ネオで登場しないかと期待しています