


前回に引き続き、チェリカ80のK71剛力サンバーです
ペプシコーラの配送車は、トミカのホンダTN360が1971年から発売されていました
黄色の車体は当時、街中でよく見かけたので、ヒット商品としてよく売れていました
友人の家にも必ずあるミニカーの一つだったと、記憶しています
ダイヤペットチェリカ80でも、商品化されましたが
丁度、ペプシ・コーラの配送車のイメージチェンジの時期と重なり
発売直前に、この白い配送車になった為、白いクルマの商品化一号となりました
街中には、まだまだ黄色の配送車の方が多かったので
新しい白い配送車は非常に新鮮に写り、チェリカ80で一番のヒット作となったそうです
トミカも間もなく白い配送車に変更されますが、二番目の製品となってしまいました
モデルは、基本的に前回の「ヤクルト」と塗装以外は変わりありません
色を変更するだけで、全く違うクルマに見えるのは
やはり宣伝効果の大きい、コマーシャルカーだからでしょう
この個体も、もちろん当時からガレージに納まっているものです
このモデルを買った頃、近所にもK163やK64が多数生息しており
このK71・81の新しい感じがどうも馴染めず
「なぜ旧い方のサンバーで、このミニカーを作ってくれへんねんやろう?」と
私個人だけのような疑問を、メーカーに投げかけたい気持ちでした
しかし、やはりサンバーのミニカーを外すわけにはいかず
毎月一台、このチェリカ80のサンバーを買ってもらいました
この「サンバーのミニカー外せない病」は、もちろん現在も続いている
厄介な不治の病(富士重の病ともいう)です
1974年3月発売 発売当時価格240円