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アートトラックは

夜の街道筋の賑わし屋です

派手に飾り付けられたトラックは

正にアートです

起源は約35年前

東映映画で

菅原文太兄貴の演じた

「トラック野郎」シリーズです

「一番星」こと「星桃次郎」が

愛川欽也氏演じる「ヤモメのジョナサン」~「松下金蔵」とともに

繰り広げる運転手達の熱いドラマでした

ケンカありいの、マドンナありいの

旧い東映映画の集大成みたいな作品でした

第一作の「ご意見無用」は1975年8月に公開され

最終作「故郷特急便」の1979年12月公開まで

十作品が公開されました

この映画の公開中は

町中や国道を走るトラックが

何らかの装飾がなされていました

このブームは今だに静かに続いており

装飾のトレンドも女性のファッションのように

変化しています

その比較的最近のモデルがこの

「トミカ アートトラックセット」です

装飾が少し淋しい気もしますが

ノーマルのこれらの車種よりも迫力はあります

特筆すべきは、赤と青の「ふそうスーパーグレート」の

屋根に装着してある

所謂「バス・ロケット」と呼ばれる長い筒状のもので

1980年代の観光バスで流行ったものです

それらのバスの廃車から持ってきたのが初めで

今では新品で商品としても存在します

しかしこの「アートトラックセット」突然発売中止となります

当時、聞いた情報によると

拠所ない「大人の事情」があったようで

やっぱり「トミカ」は子供達が

一番の「お客様」なのです

私は発売直後に「おもろいやんけ!」と購入しました

もう1セット買って

何か改造ベースにしようと思いましたが

既に市場から消えていました

それにしても楽しいこの「アートトラック」達

次は、他の車種で

私が自作してみたいと思います

2000年5月発売