・生化学。人体のメカニズム。食べたものはそのまま肉体の一部になるわけではなく、代謝の過程で構成を変え、様々な物質へと合成されていく。
・「咀嚼を必要としない糖質」はあり得ない。
・太る→老ける→病む。
・肥満を生み出す原因は糖質。
・いかに血糖値をコントロールするか。
・缶コーヒーは悪魔の飲み物。砂糖の塊が溶けた液体。
・血糖値スパイク。至福点。糖質中毒。
・清涼飲料水などのメーカ-は人の至福点について計算しつくし商品を設計している。
・健康な人は血糖値が上がれば膵臓からインスリンが放出。
・糖質を摂取して血糖値が上がるとセロトニンやドーパミンが放出されて脳が快楽を得る。
・健康長寿の決め手は食生活。
・野菜を多く、ごはん少なく、大豆海藻多くとる。
・健康格差社会を生きる上で、食事は「最強の教養」。
・あなたを太らせる原因は唯一「糖質(≒炭水化物)」。
・肥満の原因は血糖値を上げる糖質。糖質が体の中で脂肪に変わる。
・脂肪は食べすぎると便に出てしまい、案外体に残らない。一方、糖質は100%吸収される。
・同じ量ならまとめて食べるよりもちょこちょこ食べる方が太らない。5~6食に分ける。空腹でどかんと糖質をとらない。
・果糖だからこそ果物は太りやすい。
・果糖はエネルギー源としてでなく、すぐに脂肪に変えて貯蔵される太りやすい糖。
・血糖値が大きく上昇しないよう、「腹七分目」「食後すぐの運動」。
・オリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイル)をパスタ、パンなどの糖質と一緒に取ると血糖値の上昇が抑えられる。
・ナッツ。無塩のものを。
・大豆は完ぺきな食べ物。豆腐や納豆を毎日とる。
・糖質を過剰摂取してブドウ糖が余ると中性脂肪が蓄積される。
・中性脂肪。トリグリセリド。使いきれなかったエネルギー。
・糖質をたくさん摂取すれば血液中のブドウ糖が増える→膵臓からインスリンが出てきてブドウ糖を処理。→インスリンが余ったブドウ糖をグリコーゲンに変えて肝臓や筋肉の細胞に取り込む。→しかし限界があり、さらに余ったブドウ糖は今度は中性脂肪に形を変えて脂肪細胞に取り込まれる。これが肥満の原因。
・食事がとれずに血中のブドウ糖が不足すると、まず肝臓や筋肉の細胞に取り込まれていたグリコーゲンがブドウ糖に戻され、エネルギーとなる。それがなくなれば脂肪細胞に取り込まれた脂肪がエネルギーとして使われ、一部はブドウ糖となる。
・脂肪細胞にある中性脂肪がエネルギーに変わるのは後回し。だからこそ一度溜め込んでしまったお腹の脂肪はなかなかなくならない。
・痩せるには運動ではなく食事。運動で痩せられる体重には限界がある。
・食事で糖質を制限すれば、まずグリコーゲンが使われ、次にようやく脂肪が燃える。その脂肪(体中の脂肪細胞に溜め込まれた中性脂肪)が全部使われてしまったときに初めて筋肉のタンパク質からエネルギーを得ようとする。
・血糖値は」70-140に調整。
・食べる順序は「野菜→タンパク質→糖質」急激に血糖値を上げない。
・部分痩せは医学的にはあり得ない。
・夜は一切糖質をとらない、位の気持ち。「5-5-0」で「3-5-2」になる。
・余ったブドウ糖が尿や便に排出されることもなく100%吸収されてグリコーゲンや中性脂肪として蓄えられるのは、いざという時にそれらをブドウ糖に戻して命を繋ぐため。
・「いざというとき」にならなければ、私たちがブドウ糖不足に陥ることはありません。むしろ余らせているのが実情。
・いつも満腹だと長生きできない。長寿遺伝子は飢餓状態で活性化する。本来持っている生命力が目覚める。
・100歳になってはじめて到達できる幸福感、煩悩の少ない独自の宇宙観の様なものが持てる。
・野菜は一日350g。