今日は日頃、淀屋橋会での飲みを中心にお世話になっている
ナニワの社労士、井寄奈美さんの著者デビュー5周年感謝祭に行ってきた。
会の前半は
井寄さんだけでなく、井寄さんの人脈から、
編集者やライター、書店のカリスマ販売員さんを中心として
「ホンマに売れる本のつくりかた・アイデアの出し方」というトークイベントだった。
阪急ターミナルビルで行われました。
いちょうの間で第一部、ふじの間で第二部です。
ベストセラー著書、でなくベストセラー著者、ですね、、、
受付。
第一部はトークショーだったんだけど
「ベストセラー著者と、敏腕編集者が本音で語る!
~ホンマに売れる本のつくり方・アイデア
の出し方」
パネラー
著者:奥野 宣之氏(著作家・ライター)
香川 晋平氏(公認会計士・税理士)
井寄 奈美(社会保険労務士)
編集者:滝 啓輔氏(日本実業出版社)
古川 浩司氏(中経出版)
書店:百々(どど)典孝氏(紀伊國屋書店 梅田本店)
コーディネイター:長谷川 千波氏(著者:営業コン
サルタント)
その他にも会場に多数著者の方がこられてて
淀屋橋会でもお世話になっている一圓さんや、
「ほめ達(ほめたつ)」で最近よくTVに出演されてる西村貴好氏、
コピーライター、著者である川上徹也氏等が話をふられて
こたえるというようなことがありました。
書店の方もこられてて、宮脇書店柏原店の方、茨木の川端康成ゆかりの書店「堀廣旭堂」の方が
いてはりました。会の後半に販売する書籍はどのように選んでるか?みたいな質問に
とても興味深い回答をされてましたよ。
トークはテーマに各パネラーが答える形式ですすみました。
<企画のテーマの選び方・著者の選び方>
編集者の方はけっこう、自分がつくりたい本というのがありきで、それについて書いてほしい著者を
えらんでアプローチする、というケースが多いみたい。
あとは会社として出したい本(売れる本)の企画書が事前にあって、それに基づいてつくるとか。
著者を選ぶ際には、ブログをみて気になる人がいたら依頼するケースもあるらしいです。
著者の人は編集者に依頼されるか、自分で出版社に企画をもって売り込むか。
最初の著者デビューとしては自分から売り込み、二回目以降は編集者から依頼されるとか
いうケースが多いという話でした。
<原稿を書くための時間のつくりかた・よい原稿の書かせ方>
『情報は一冊のノートにまとめなさい』でおなじみの奥野氏が、原稿を書くための時間の使い方について話してらっしゃいました。ライターなら誰でもある「書けない」状況の打破について、、場所や環境をかえる方法をいっぱいもつことなど。ホテルでもファミレスでも、、、ただこまめにかえたりしないと、すぐ環境に慣れちゃうとのこと。刺激や書かなあかん、という少しの緊張感やら切迫感ないとあかんのでしょね。
あと公認会計士の香川氏は、さすがに会計士らしく、すべて数字に置き換えて考えてはりましたww。
ある一定文字数を書くのにかかる時間を算出して、一週間でわりあてる、、みたいな、むっちゃ作業的発想。クリエイティブではありえんような感じやけど、、、。まぁ納期はあるし、自分が他に割り当てる時間も必要やし、作家ではないのでね。それもよーーーーくわかります。この仕事にはこんだけの時間しか割けんぞ、という。
僕も企画考えたり、原稿書いたり、打ち合わせしたり、サムネ書いたり、会社の事務もあるし、、、となると
まんべんなく仕事すすめるために強引に時間設定しますもんね、、、。この企画考えるのは2時間しかかけない、とか。いったんすべて終わらせて時間捻出して、そっから深く掘り下げる企画とかは再び考えるみたいな。あまり完璧主義な職人さん的仕事の仕方だと、ひとつしかできないですもんね。
<タイトル・装丁の決め方>
ここはこのトークショー、あっさり終わりましたww。ビジネス書主体ですしね、、、
ただ滝氏がいったロングセラーになる本のタイトルには傾向がある、という話は共感できました。
「シンプルでコンセプトがあらわれてて、それに少しの目新しさ、、、」
本でいいたいこと、は読者が選ぶ際に知りたいことであるので、シンプルがいいでしょうし、
ひっかける部分、おっと手に取りたくなるワード、目新しさ、アテンション効果がないと販売ものびないでしょうね。
これは僕たちの制作する広告でもまったく同じですし、企画書のタイトル、書き方なんかもほんとそうです。
わかりやすくてシンプルでかつ読者の興味をわかせるという、、、、企画書ってほんとにこの部分必要なんですよね。基本読まれないし、、、プレゼン相手が役員とかしゃちょーさんだともう完璧読まないw。
企画書という体裁自体がNGってことも多々あるしね。
どんな人に本を読んでほしいか、、、それにあわせて装丁やらタイトルも変わると思います。
瞬発的な2~3ヶ月で爆発的にベストセラーで売ってしまいたいのか、
毎月毎年コツコツうれるロングセラーを狙いたいのか、
そういった狙いをふまえて考えることの重要性も話されました。
書店の方も紀伊國屋さんみたいな大規模だと瞬発的爆発的に売れる本を
一気にどかっと仕入れて大量に平積みして売る方法がとれるけど、
街の書店ではまず大量に新刊を入荷するスペースはないので、
必然的にロングセラーで書棚に並べたい本をそろえるようにする、
大手でどかっと売れたものを後追いで入荷する、、みたいな話もきけました。
書店さんでも規模が違うと置きたい書籍についての選び方も変わる、、そんな
販促の話やら陳列の話をきけたことはとてもおもしろかったです。
自分としても販促の仕事、バイヤーに説明するツールや店頭に置くツールのデザイン、
プロモーションのマニュアル、あるいはリーフレットや会報誌といったものもいろいろつくるので、
実際に店頭の方の考えとかきけたのはほんとにためになりました。
ほかにもいろいろと話はあったのですが、まとめるのがちと疲れるのと、
みなさんお金払われて参加されてるので、、全部書かないようにしときます。
編集者、ライター、書店、、、、そのほかにも配送やら広告宣伝、営業、、いろんな方の
想いがひとつになって本が販売されてることをあらためて実感。
ものづくりサイドでなく、販売する側の話をきけたのがほんとに収穫でしたし、
気づきも多かったです。
約90分のトークショーをおえ、そのあとは隣室での立食パーティにうつります。続く
本日パネラー等で参加されたり会場に来られてた著者さんの本です。
ナニワの社労士、井寄奈美さんの著者デビュー5周年感謝祭に行ってきた。
会の前半は
井寄さんだけでなく、井寄さんの人脈から、
編集者やライター、書店のカリスマ販売員さんを中心として
「ホンマに売れる本のつくりかた・アイデアの出し方」というトークイベントだった。
阪急ターミナルビルで行われました。
いちょうの間で第一部、ふじの間で第二部です。
ベストセラー著書、でなくベストセラー著者、ですね、、、
受付。
第一部はトークショーだったんだけど
「ベストセラー著者と、敏腕編集者が本音で語る!
~ホンマに売れる本のつくり方・アイデア
の出し方」
パネラー
著者:奥野 宣之氏(著作家・ライター)
香川 晋平氏(公認会計士・税理士)
井寄 奈美(社会保険労務士)
編集者:滝 啓輔氏(日本実業出版社)
古川 浩司氏(中経出版)
書店:百々(どど)典孝氏(紀伊國屋書店 梅田本店)
コーディネイター:長谷川 千波氏(著者:営業コン
サルタント)
その他にも会場に多数著者の方がこられてて
淀屋橋会でもお世話になっている一圓さんや、
「ほめ達(ほめたつ)」で最近よくTVに出演されてる西村貴好氏、
コピーライター、著者である川上徹也氏等が話をふられて
こたえるというようなことがありました。
書店の方もこられてて、宮脇書店柏原店の方、茨木の川端康成ゆかりの書店「堀廣旭堂」の方が
いてはりました。会の後半に販売する書籍はどのように選んでるか?みたいな質問に
とても興味深い回答をされてましたよ。
トークはテーマに各パネラーが答える形式ですすみました。
<企画のテーマの選び方・著者の選び方>
編集者の方はけっこう、自分がつくりたい本というのがありきで、それについて書いてほしい著者を
えらんでアプローチする、というケースが多いみたい。
あとは会社として出したい本(売れる本)の企画書が事前にあって、それに基づいてつくるとか。
著者を選ぶ際には、ブログをみて気になる人がいたら依頼するケースもあるらしいです。
著者の人は編集者に依頼されるか、自分で出版社に企画をもって売り込むか。
最初の著者デビューとしては自分から売り込み、二回目以降は編集者から依頼されるとか
いうケースが多いという話でした。
<原稿を書くための時間のつくりかた・よい原稿の書かせ方>
『情報は一冊のノートにまとめなさい』でおなじみの奥野氏が、原稿を書くための時間の使い方について話してらっしゃいました。ライターなら誰でもある「書けない」状況の打破について、、場所や環境をかえる方法をいっぱいもつことなど。ホテルでもファミレスでも、、、ただこまめにかえたりしないと、すぐ環境に慣れちゃうとのこと。刺激や書かなあかん、という少しの緊張感やら切迫感ないとあかんのでしょね。
あと公認会計士の香川氏は、さすがに会計士らしく、すべて数字に置き換えて考えてはりましたww。
ある一定文字数を書くのにかかる時間を算出して、一週間でわりあてる、、みたいな、むっちゃ作業的発想。クリエイティブではありえんような感じやけど、、、。まぁ納期はあるし、自分が他に割り当てる時間も必要やし、作家ではないのでね。それもよーーーーくわかります。この仕事にはこんだけの時間しか割けんぞ、という。
僕も企画考えたり、原稿書いたり、打ち合わせしたり、サムネ書いたり、会社の事務もあるし、、、となると
まんべんなく仕事すすめるために強引に時間設定しますもんね、、、。この企画考えるのは2時間しかかけない、とか。いったんすべて終わらせて時間捻出して、そっから深く掘り下げる企画とかは再び考えるみたいな。あまり完璧主義な職人さん的仕事の仕方だと、ひとつしかできないですもんね。
<タイトル・装丁の決め方>
ここはこのトークショー、あっさり終わりましたww。ビジネス書主体ですしね、、、
ただ滝氏がいったロングセラーになる本のタイトルには傾向がある、という話は共感できました。
「シンプルでコンセプトがあらわれてて、それに少しの目新しさ、、、」
本でいいたいこと、は読者が選ぶ際に知りたいことであるので、シンプルがいいでしょうし、
ひっかける部分、おっと手に取りたくなるワード、目新しさ、アテンション効果がないと販売ものびないでしょうね。
これは僕たちの制作する広告でもまったく同じですし、企画書のタイトル、書き方なんかもほんとそうです。
わかりやすくてシンプルでかつ読者の興味をわかせるという、、、、企画書ってほんとにこの部分必要なんですよね。基本読まれないし、、、プレゼン相手が役員とかしゃちょーさんだともう完璧読まないw。
企画書という体裁自体がNGってことも多々あるしね。
どんな人に本を読んでほしいか、、、それにあわせて装丁やらタイトルも変わると思います。
瞬発的な2~3ヶ月で爆発的にベストセラーで売ってしまいたいのか、
毎月毎年コツコツうれるロングセラーを狙いたいのか、
そういった狙いをふまえて考えることの重要性も話されました。
書店の方も紀伊國屋さんみたいな大規模だと瞬発的爆発的に売れる本を
一気にどかっと仕入れて大量に平積みして売る方法がとれるけど、
街の書店ではまず大量に新刊を入荷するスペースはないので、
必然的にロングセラーで書棚に並べたい本をそろえるようにする、
大手でどかっと売れたものを後追いで入荷する、、みたいな話もきけました。
書店さんでも規模が違うと置きたい書籍についての選び方も変わる、、そんな
販促の話やら陳列の話をきけたことはとてもおもしろかったです。
自分としても販促の仕事、バイヤーに説明するツールや店頭に置くツールのデザイン、
プロモーションのマニュアル、あるいはリーフレットや会報誌といったものもいろいろつくるので、
実際に店頭の方の考えとかきけたのはほんとにためになりました。
ほかにもいろいろと話はあったのですが、まとめるのがちと疲れるのと、
みなさんお金払われて参加されてるので、、全部書かないようにしときます。
編集者、ライター、書店、、、、そのほかにも配送やら広告宣伝、営業、、いろんな方の
想いがひとつになって本が販売されてることをあらためて実感。
ものづくりサイドでなく、販売する側の話をきけたのがほんとに収穫でしたし、
気づきも多かったです。
約90分のトークショーをおえ、そのあとは隣室での立食パーティにうつります。続く
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本日パネラー等で参加されたり会場に来られてた著者さんの本です。