『見仏記3 海外編』読書記録
3が海外編でびっくり。
もっと国内をガンガン回るのかと思っていました。
しかもなぜ韓国が最初なのか。。。と思ったら、
仏教伝来のルートを逆にたどるということなんですね。
韓国、タイ、中国、インドの仏像を見て回るこの海外編ですが、
韓国、タイ、中国は観光地で有名な都市名はあまり出て来ず。
各国の特徴ある仏像を見にいくという感じで、
旅自体も大変そうな感じでした。。。
韓国編では歴史問題を思い起こされました。
文禄・慶長の役で仏像や古宮が焼かれてしまったのですね。
ソウル行った時にも本当に驚きましたが、
戦国時代に、こんな遠くまで攻め込んでいたかと。。。
インドで、
リンガの話が出てきましたが、それが
十一面観音につながるとは!
面白い観察眼ですね〜。
仏像の水かき問題も、意外な考察が出ていました。
初転宝輪を初ライブと称したり、
ブッダ像をブッダ・ストーリー順に並べて買い集めたり、目線が違くて面白い。
インドは、いつか行ってみたいですね。
クシナガラ、サールナート、ベナレス・・・
タジマさん(タージ・マハル)にも会いにきたいです。