彩風咲奈さん。宝塚大劇場にさようならしました。


彼女も波瀾の日々だったかと。 

どいらかというと、ダンサー、だった、らしい。ですが。

私は、「何か足りないなあ」でした。

ちょっと消極的というか。

役に入りきれないような感じ。

元雪組トップの水夏希さんが、彩風咲奈の直属の先輩、かな。

憧れていたように思います。


下級生ばかりの公演がありました。

「灼熱の彼方に」重い説明ゼリフばかり。ダブル主演だけど、とにかく本が未熟。あと、彩風咲奈の相手役が、96期事件で散々騒がれた夢華あみ。

今俯瞰で見ると。良い声。堂々たる容姿。ただ芝居は陳腐。可愛くしようが見え見え。ただ華やか。また、ダブル主演の彩凪翔は、歌はイマイチだけど、華やかさと押し出しがあり。彩風は、ノーブル。当時は割を食ってたかなと。

彩凪の相手には星乃あんり。  上手くはないが、健気。あと髪型をかなり工夫。またダンサーなので身体の線が綺麗なのと、寄り添う形が上手かった。

ノーブルな彩風は、絶えず波風があった気がします。Shall weダンス?では現代青年役でしたが、多分、よく解らなかった、かな。当時トップだった壮一帆が、ノーブルもワルも、爽やかな青年もこなせる方だったからやりにくかったかもしれない。歌えたし。


個性をどう付けていくのか。

大変だったかもしれません。

ただ。

私は、キャリエール、好きでした。

フィリップタイプだけど、彩凪に取られました。グッと出てきた朝美絢は、端麗なフィリップと画策だらけのアランショレ。大変だっただろうな。😅💦

キャリエールは多分、望海風斗とかなり話したと感じました。

父としての愛。どこまで膨らませるか。

彩風咲奈は大らかでした。あと、ワンス・アポン・ア・タイム(今でも宝塚には合ってないと思います。)での役も

好きでした。

長くなってしまった。😅

悩んだと思いますが、よくここまで、と、思います。器用ではない分、一つ一つ。

あと。

文春の嵐の中、トップの約目を果たし、夢白あやを庇った。(噂出しかないかも。でも。信じたい。)

最後にして、あなたの大らかさが

出たなと。

あと少しです。

走りきって下さい。