訪れるきっかけと縁
2024年2月22日
再び冬の空気で2月後半に突入しました。
昨日は生徒様から素敵なチョコレートとご一緒に東京へ演劇を観に行かれたお話を聞かせてくださいました。
チョコレートのブーケになっていました。
生徒様とのレッスンは昨年の暮れで6年目となりました。
今年の春の弾き合い会のご参加を検討してくださり、今練習中の曲を視野に入れておりました。
お仕事柄職場の異動がコンスタントにありますが、環境が変わっても、それこそ魚沼市にお住まいの間も通い続けてくださり、貴重なレッスン時間を私も有り難く過ごさせていただいております。
そんな生徒様からいつも一人旅のお話を聞けるのが好きで、私も子育てが大きくひと段落した時の楽しみにしている行動の一つでもあります。
いつもありがとうございます。
今年の春はひさしぶりに目的を持ってピアノに向かえそうですね♫
同じく昨日は、体験レッスンにて新しい出逢いがありました。
ピアノを始めようと思ったきっかけはこの度の元旦の地震の出来事から、と話してくださいました。
新潟市西区での大きな被害にてお住まいだった場所には住めない状況となり、合わせて身体にも支障をきたしてしまわれたとのこと。
お引越しされて、改めて考えたのは《人生何が起こるか分からない。やりたいことをやろう》と。
色々選択肢を設けて辿り着いたのがピアノだったとのこと。
そこから当教室とのご縁に結びついたこと。
それは地震から向き合った出来事と、お引越し先の地が結びつけてくれたように思いました。
小学生の頃、ほんの少しだけピアノを教えてもらったご経験があるとのこと。
ほぼ初心者さんで始まるレッスンライフ。
しばらくの間はご入会空き待ちとなりますが、訪れた出来事とそのきっかけからのご縁に感謝して繋いでゆきたいと思います。
そのようなお話を昨日の夕方レッスンの生徒様にもしていましたら、
と。
訪れた出来事で、仕事の選択も変わっていたこと。
こうして人生の中で、やろうと思っていたこと願っていたことの道が枝分かれしながら運命を切り開いてゆきます。
私の教室開講のきっかけもそうだったように。
改めて《縁》という偶然と必然に感謝します。
そんな昨日は2、3日触らなかった練習に・・・
難しいーっっっ…と悲鳴をあげながら練習を続けていたのですが、目指すテンポ指示112に対して90でもしんどかった状態が100に自然と上げて弾けるようになっていました⭐︎
まさに継続は力なり。
ただやっぱり、生徒の皆様にお伝えするように、ただがむしゃらに弾き続ければ良いわけではないこと。
どんなことに視点を置いて指先で考えて弾くのか。
私もそれに気づけるようになったのは、生徒の皆様とのレッスンライフのおかげです。
何時間もかけてがむしゃらに弾いていた学生時代よりはるかに練習時間の限られた今、練習の仕方を考えること、心の持ち方を考えることで、曲との向き合い方が変わり演奏の質もしっかり高められること。
しかし…作曲家ラヴェルが弾いたテンポ144には…
最後まで及ばないと諦めているので、最終目標112〜120で仕上げたいと思います。
弾き合い会で弾けるように♬
それでは今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!