あの「どうせ死ぬんだから」を書いた
和田センセの本。
今度は
オッサンと同じ
まん丸メガネの鎌田實センセとの
対談共著である。
「人はちょい太の方が長生きする」とか
「孤独は楽しむもの、孤立は避けるもの」とか
「年をとったらラーメンを食べよう」とか
「最後まで人生を楽しんだ人の勝ち!」とか
まだ全部読んでいないが
パラパラっとめくっただけで
このオッサンが
エクスタシーを感じるような
言葉が!(笑)
このお二人とも医者であるということと、
表紙の写真にあるようにお二人とも
ハラが出っ張っているところなんか
大いに説得力があるというか
親しみを感じるのである。
チラッと見たページには
オッサンの人生の目標である
「孤独死」に関して
「医者も呼ばず、訪問看護師も来ずに、気がつかないうちにひとりで死んでいたとしても、それは満足死なんだ」
とある。
オッサンが自分の目標を決める元になった
和田センセの考え方である。
テレビCMで
盛んに健康のためのサプリメントが
次から次へと流れて
もう世間では
「健康のためなら死んでもいい」
なんてフンイキだけど、(笑)
ここに
こんなふうに書かれているではないか!
健康や生に執着する「命汚い」人になるな!
ってね。
今
一生懸命頷きながら読んでいるオッサンの
新しい指南書なのである。
2冊目のバイブルなのである。
さぁ、オッサン、
まだまだ楽しんだあげく
次の日、冷たくなってた。
というのを目指すゾ!(笑)
もし周りに誰かがいて
もう自分の寿命だから静かに逝こうとしてるのに
皆んなで寄ってたかって
身体に管入れたり心臓マッサージされたりしても
ただの植物人間のままなら
それは
その人の人生への妨害だと思う。
そこへ行くと
寄り添ってくれる人もいない
「おひとりさま」というのは、
これから更に老いた状態になって
相方が亡くなり寂しい涙を
流すなんていうことも
もうないし…
(年老いてからのそういうダメージは大きいだろうな)
静かに人生を
自然なままで
フェイドアウトするのがいいな!