前回記事のコメント欄質問の回答 | 税理士試験突破術

税理士試験突破術

税理士試験を徹底分析。平成25年法人税法・消費税法受験予定です。

前回の記事のコメント欄で税理士試験についての質問をいくつか頂きました。

それについての自分なりの意見を考えて書いてみました。



(1)税法の勉強する上で、強く意識したことは何ですか?
税法の学習は法律の学習だということを意識しました。
法律には多くの決まりごとがあります。税理士試験の受験生の多くは会計は学習済でしょうが、法律の勉強をしたことはないことが多いと思います。
なので法律の決まりごと法律用語は覚える必要があると思います。

①一般法と特別法の関係
国税通則法-各税法-租税特別措置法
②法令の組立て
本法-施行令-施行規則-基本通達-判例
③条文構成
納税義務者-課税物件-課税標準-税率-申告・納付

上記の内容に加えて、設立の趣旨なんかを追いかけていくと税法の理解が一気に深まるように思います。ちなみに全部試験には直接出ませんが。でも理解するうえで必要です。


(2)税法の試験では、何が求められていると思いますか?(理論および計算で)
思考の過程を問われているので、理論においても計算においても、結論に導くまでの過程を法令の根拠を示しながらしっかりと理論立てて説明することが必要だと思います。
計算にコメントをつけるのも思考過程を示すためです。
暗記をするのは法令の根拠を示すためです。

また、違う側面からみると近年の傾向は学問的な試験からかなり実務的な試験に移行していると思います。試験委員も実務家が多くなっていると聞きました。
テキストのみでなく質疑応答事例や実務問答集などが非常に約立つと思います。


(3)税法の理論では、どういう答案が評価されると思いますか?
本試験の理論はボリュームが多く全部時間内には終わらないことが多いです。
なので特に事例理論や応用理論では細部にわたって記述するというよりも質問されたことだけに端的に答えるというのが良いかと思います。


(4)繰り返し勉強したのは何ですか?(理論および計算で)
①理論
財務諸表では企業会計原則。法人税法では22条。消費税法では課税の対象。
これらの超重要理論はかなり掘り下げて勉強しました。
これらの理論の出題割合は50%だと個人的に思っています。
理論2題中1題はこれらの項目が出ると思ってます。
これらの理論は他の理論とは並列ではありません。
②計算
計算はとにかく全項目繰り返しやりました。


(5)もし2年前の自分にアドバイスできるとしたらなんと言いたいですか?
勝負の分かれ目は理論、そして運。


(6)マスター掲載理論をすべて持っていかれましたか?
法人・相続・消費税それぞれお教えして頂けるとありがたく存じます。

法人は約120題中おおよそ70~80ぐらいを持っていきました。Cランクはほとんど捨てました。
捨てたといっても完全に学習していないわけではなく、暗記をして本試験には持って行ってないという感じです。
消費税は95%ぐらい・相続税は90%ぐらいは持っていきました。



というような感じです。質問を受けることで自分で考えているとすごく頭の整理にもなりました。