報告が大変遅くなってしまいましたが、
8月24日(土) 月寒公民館にて
「月寒小学校の旧門を
復旧する会」の設立総会を
開催いたしました。
この旧門は、
今から94年前の大正14年、当時月寒にあった大久保レンガ工場で製造されたレンガで造られたものです。
昨年の胆振東部地震により損壊してしまった旧門を復旧するための活動を行うにあたっての総会には、同窓生の方々をはじめ
小野寺校長、元校長 成田先生、PTAや地域の方々など
“思い”を持った皆様が集まってくださいました。
総会では、月寒小学校同窓会会長である山田良一準備委員長が会長に選出されました。
総会の中で私からは
地震直後からこれまでの経緯を自作のパワーポイントを使用して説明をさせていただきました。
特別記念講演として
博物館 網走監獄館長、
NPO法人歴史的地域資源研究機構 (れきけん) 代表理事、
北海道大学名誉教授、
一般社団法人北海道文化財保護協会理事長、
そして、
昭和35年に月寒小学校をご卒業された
角(かど) 幸博 先生に
『月寒小学校の旧門をめぐって』と題して
ご講演をいただきました。
角先生には、
北海道における煉瓦生産史〜
民間煉瓦工場操業の歴史や
「歴史的地域資産の価値」についても
非常に貴重なお話をいただきました。
「歴史的地域資産の価値」とは、
◆歴史的価値
◆美的価値
◆景観的価値(環境的価値)
◆活用価値
◆思い入れ価値 があるとのことで
その1つ1つ詳しくご説明をいただき、
どれも納得がいくものでした。
特に最後の「 思い入れ価値」は
地域に住む人たちが愛着を持って、保全や活用の取り組みを行い支えていることが大切。
とご教示いただき、深く感銘いたしました。
旧門の復旧のための募金活動を行うことが決まり、幅広く多くの方々にご寄付いただくために
一口・500円
(もちろん2口以上でも構いません。)に決まりました。
ご寄付につきましては、
下記の要領になっています。
皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
《 こぼれ話 》
事務局が準備してくれた横断幕…。
「復旧」が「複旧」に…^^;
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2018年9月13日