晩秋の植物園

コンコンコン…とリズミカルに木を叩く音が聞こえます

ふと真上を見上げると コゲラが巣穴を掘っていました

 

 

秋の終わりに掘るコゲラの巣穴は

子育ての為では無く 

ひと冬を越すための自分だけのねぐらです。

なので身体が隠せるだけの小さな巣穴で充分

削りたての木くずを下に落としながら

朝から作業し始めた巣穴は夕方にはもう完成しました

 

 

真下に向いた巣穴は雪が積もる事も無いでしょう

完成したばかりの巣穴から顔を覗かせるコゲラと視線が合いました

おーい そこの住み心地はどうですか (^-^)

 

 

新しく出来た劇場のお披露目を 「 こけら落とし 」 と言います

この「こけら」とは、建物を建てた時にでる木くずの事で

その木くずを払いのけると完成なので、「 こけら落とし 」

 

完成した巣穴からもパラパラと小さな木くずが落ちてきて

これで 【 コゲラ落とし 】 と 相成りました (^_-)-☆