前回に引き続き キクイタダキでひとネタ
全長10センチ 日本で見られる鳥の中で最も小さいキクイタダキ
冬になると エナガ、シジュウカラ、メジロなどが混群を形成し
たまにキクイタダキが一羽ないし2羽混じります
そんな一羽のキクイタダキを求めて
多くのカメラマンが 右へ左ヘ追いかける姿は今や冬の風物詩
基本的に鳥を追いかけるのが嫌いな僕は
やってきそうな場所で待つ事にしていますが
キクイタダキの頭頂部の鮮やかな黄色を見ると
追いかけてでも撮りたいという気持ちは判ります
頭頂部の黄色が鮮やかでどこか気品高く
その黄色が王冠をかぶっている姿に見える事から
ヨーロッパでは 『鳥の王様』 とも呼ばれています
こんな小さな鳥が 『鳥の王様』 というのも何かピンときませんが
キクイタダキとカメラマンの関係が
王様が気の向くまま飛び回り
家臣が右往左往して後を追う
と、想像してみると 『鳥の王様』 もピッタリかなと思うのです
…あっ!キクイタダキがやってきました
王様~お待ちを~! (^^♪
( ↑ 昨年撮ったキクイタダキです )