今年の6月20日に結成された「Awww!」(アウー)、初めての有観客ライブが開催されました。最初はオンラインライブになるよう案内されていましたから、チケットが販売されるという発表に大いに沸いたわけですが、会場はO-nestでかつソーシャルディスタンスに基づいて開催ということで、結果、1部も2部も、40人弱の入場者でした。日ごろからあまり話題にならないし、これまでオンラインで行われてきたイベントの参加者数など見ているとちょうどくらいの人数なのかしらとか思っていましたが、結構な落選祭りになりまして、ライブだったら行くという人たちはそれなりにいるのですね。ライブが身上ですからね、アイドルというものは。これを見ないと始まらないわけで、見たい人がみんな行けるくらいのライブが開催できるようになりますよう願ってます。僕は貴重な2部に参加させていただきましたので、記録がわりにブログに残しておきたいと思います。

 

 

入場待機場所では久しぶりにお会いする方もちらほらといらっしゃって、皆さんお変わりなく元気そうで良かったです。

 

M1.青春は短いらしい

8月20日に発売された1stシングルの表題曲。田中海凪さんの頭サビから始まって、おっと思った曲です。これから始まるワクワク感を持った曲なので、ライブでもオープニングに良いですね。海凪さんは背筋がシュッと伸びていて、ステージ映えもします。目の前で歌い踊る彼女たちは本当に楽しそうな良い笑顔で、ライブハウスの中が明るくなったかのようです。

 

M2.CLAP!CLAP!CLAP!

1stシングルTYPE-A版のカップリング曲です。@JAMの配信で披露された時から、フリコピのためのようなキャッチ―なフリがライブを楽しくしてくれそうな予感でしたが、その通りでしたね。みんなでワイパーかけましょう。今のAwww!のイメージに、一番マッチしている感じがします。夏曲だから、本当はもっと早く披露したかったんでしょうね。コロナがにくいです。

 

さて、Awww!のオリジナル曲は1stシングル収録の3曲しかないので、ワンマンライブをこれだけで成立させるのはちょっと厳しい。そこでカバー曲の披露をしたのですが、年長組のソロ歌唱コーナーになって、さながら「ガチンコスターダストプラネット」を見ているかのような展開でした。

 

M3.紅蓮華(公野舞華)

紅蓮華だよ、紅蓮華!公野さんは日頃からそんな声が大きい人ではないし、寡黙な印象もある一方、「残酷な天使のテーゼ」とか意表を衝くレパートリーを持っているからもしやとは思ったのですが、そのもしやです。知る人ぞ知る「歌ってみてlalala」さんのお披露目曲だったこともあり、僕でも良く知った歌になったですが、いやー公野さん、強くなった!配信では伝わりにくいと思うのですが、彼女の全身からほとばしるものが、ライブハウスを一気に熱くしてくれました。裏声が少し細いかなとは思ったけれど、コツコツとレッスンを続けているんだろうと、とても感激しました。確か、ボイストレーナーに、今井マサキさんがついているような話でしたよね。これからますます楽しみです。手が痛くなるほどの拍手をしましたです。

 

M4.香水(播磨かな)

香水だよ、香水!これまで歌ってきた播磨さんのソロ曲と比べても、イメージからほど遠い曲。しかもこれも「歌ってみてlalala」さんのレパートリー。播磨さんは、歌声が大きいのですよね。これ、とても素晴らしいことで、通る歌声というだけで加点要素ですものね。歌いだしから全曲を通しての設計をしていることがわかるような、ちょっぴり大人になった歌唱で、どうにもクズな男の情けない歌だと思っているのですが、とても良い曲に聴こえてきまして、良かったですよ、播磨さん。メンバーの中山碧瞳さんが、この曲のMVのようにダンスで花を添えてくれました。ダンスが好きという彼女らしく、とてもしなやかでした。

 

M5.プラネタリウム(森青葉)

つなぎの播磨さんと中山さんのトークの間にスタッフさんがキーボードのセッティングを始めましたから、森さんは弾き語り確定でしたね。話をしている間に緊張が高まっていくようで、僕は最前列の下手、一番はじに座っていたのでそれが伝わってくるようでした。でも「自分の力で音楽を届けたい」と語ってキーボードを弾き始めた彼女は、とてもきれいでした。以前から歌の上手さでは定評があるのですから、落ち着いてプレイできれば、何の問題もないです。低い歌声にも、高い歌声にも、彼女の優しさが詰まっています。「Awww!の曲も、自分の力で演奏して、みんなと歌えたら」ということを言っていたので、期待が高まりますね。そうそう、キーボードはステージに対して斜めに、低音側の鍵盤が前に出る形にセッティングされたので、下手に座っている僕には真正面になりまして。はい、森さんはこの曲を僕に向かって歌っていたんですね。照れるな。(んなこと無い無い。)

 

M6.Precious One

1stシングルTYPE-B版のカップリング曲。発売時から期待されていた1曲。「We gonna be your precious one」。私たちはあなたの大切な人になります。このチームの決意が伝わってくるような、歌。そして、物語を語っているダンスも、とても良いです。節目節目、ライブでパフォーマンスされるたび、その時その時の状況で、とても印象に残る1曲になりそうです。以前、大学生組の3人は、選曲にも関わったんだと言っていたかと思いますが、パフォーマンスから伝わるエネルギーが高いのは、そうした気持ちもプラスになっているかもしれませんね。

 

M7.CLAP!CLAP!CLAP!

M8.青春は短いらしい

シングル曲を折り返し、パフォーマンス。表題曲に戻っていくセットリストが良いですね。また、それにちょうど合うような楽曲でした。さわやかに本編の終了です。

 

ライブへの賞賛の拍手がやがてまとまって行き、心の声を伝えるために強拍と弱拍、リズムがそろっていき「アンコール!アンコール!」とコールしていたことが、観客から演者に伝わってちょっとうれしかったですね。

 

アンコール

EN1.Precious One

もう、アンセムになりましたね。


1時間ちょっとのライブでしたが、レパートリー少ない中、飽きさせない良いライブだったと思います。Awww!は、セルフプロデュース感が強いです。いろいろな経験をして再びスタートラインに立った3人と、青春をかけてこの世界に飛び込んできた2人が作って行く景色を、しっかり見て行きたいなと、改めて思いました。それぞれのメンバーが持っている魅力、個性はとても豊かで、たくさんの可能性を感じます。

次のライブは、club asiaに決まったそうです。少し会場も、広くなりました。店長は、できる限り曲も増やして頑張っていきたいとご挨拶されてました。これだけのポテンシャルをもう持っているのですから、良曲が増えれば相互作用してもっと素敵になるでしょう。ファンもたくさん増えますように。チケットが取りにくくなるのは、勘弁だけど。

 

終演後、撮影の特典会がありました。僕のステージ左端最前の位置からだと全員を1枚に収めることが難しくて、視線が合っていないのですが、幸せな雰囲気だけでも伝われば。。。

森さんはいちばん遠くだったので厳しいものがありましたが、一発レスいただけましたので、記念にアップします。

無事、ライブ終わってホッとしている感じですね。ありがとうございました。