これの続きです
私の母は、私が不登校であることを悩んでいなかった、と思うのです。
子供が学校にちゃんと行くこと、と
子供が苦しまないこと、と
どっちがいい？
って聞いたら、まったく迷わずに
『子供が苦しまないこと！』
と、笑って答えそうです。
周囲の大人たち、近所の人たち、学校の先生たちのことは気にならなかった？
と、聞いたら、
『ぜーんぜん！そんなのどうでも良かった』
と、真顔で言いそう。
母は豪快で、自分勝手な人で、父を振り回していましたが
幼少期の私にとっては、この世で一番の味方でした。
母自身が幼い頃に、実母に捨てられる経験をしており
だから自分は絶対に、子供を一番に大事にするんだ！と
いつも口癖のように言っていました。
それは結果、私への過干渉になり、無境界にもなり、、
思春期の私の大暴走に繋がるのですが
その大暴走も、母の愛があったからこそ
安心して暴走したのだろうと思います。
（この暴走の話はまた次回に）
今、お子さんが不登校で悩んでいるお母さんに出逢ったら
必ず、こう言います。
子供さんが『生きていること』以上に望むことある？
子供にとって、お母さんを悩ませることは
死んでしまいたいぐらい、本当に本当にツラいことです。
子供は、お母さんのためなら、無理をしてでも学校に行こうと思う。
でも、それがどうしてもできないとき、自分を責めます
でも、
学校なんて、本当に行かなきゃいけないところ？
学校で学ぶことは、絶対に後からでも学ぶことができる。
勉強はお家でもできる。
他人が怖いとかイヤとか
集団が怖いとかイヤとか
センセイが怖いとかイヤとか
そんなん無理に克服する必要なんてない。
それを克服できない自分を責めて
お母さんを困らせる自分を責めて
自分を嫌いになるぐらいなら、学校なんて行かなくてもいい！
それよりも、
自分が好きなことをして
自分が感じることを大切にして
嫌なことをちゃんと表現していたら
自分を好きになれる。
自分のことを好きになれたら
学校なんて行かなくても
人生って素晴らしい
ってなる。
学校に行けることが
集団に馴染むことが
社会に適応できることが
人間として素晴らしいことかな？
人間として幸せなことかな？
違うよね
学校に行けなくても
集団に馴染めなくても
社会に適応できなくても
私は、この人生で良かったー
と心から思う。
でね、お母さんも
自分が好きなことをして
自分が感じることを大切にして
嫌なことをちゃんと表現して
自分を好きになったらいいんだよ
makoさんがブログのご感想を書いてくださっていたので、ご紹介します。
子どもが不登校になると 親はいろいろ心配してしまう
それこそ意識が外(未来)を向いて、今を見ていない状態になりやすい
勉強しないで大丈夫かな
将来 就職できないんじゃないか
社会性が育たないんじゃないか
不登校のきっかけはそれぞれ違うだろう
学校に行けるようになればいいってものでもないだろう
でも
安心して家にいられることって大事なことだと思う
不登校が問題だと思っていた頃は
家の中の空気がピリピリしていて
子どもたちは安心できなかっただろう
好きなことも言えない空気だっただろう
今だからわかること
サユラさんの記事を読んで
不登校でも生きることを選んで
その結果 良かったと思える大人がいるとわかって
私が安心できた
私が安心できたら、子どもたちは大丈夫
絶対 大丈夫にしかならない
だって 私の子どもたちだから
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