「持つこと=幸せなこと」
そう考えているなら考え直したほうがいいでしょう。
持つことが幸福につながるとは限りません。
生活向上につながるとも限りません。
所有は、肉体的にも精神的にも、重くのしかかります。
もちろん所有がプラスに働くこともありますが、マイナスに
働くことも少なくありません。
持ち物を増やすことは、悩むことを増やすことにつながり
ます。
物を持つと、それに伴って悩むことが出てきます。
置き場所や保管場所のことで悩みます。
維持管理のことで悩みます。
修理やメンテナンスのことで悩みます。
安全確保のことで悩みます。
それらに伴う時間や経費のことでも悩みます。
持つと、あれこれ悩むことになります。
一つあたりの所有の負担は小さくても、積み重なると大変
です。
物を増やすことは、悩みを増やすことです。
体力的にも経済的にもなかなか軽視できません。
持たなければいいんです。
持たなければ、負担がゼロになります。
それに振り回されることもなくなります。
「持たなければいけない」という考え方にとらわれていま
せんか。
いいえ、それは誤解です。
工夫とアイデア次第では、持たなくても済むことがあり
ます。
たとえば、車です。
車を持つと、手間暇が増えます。
駐車場が必要です。
ガソリン代や維持管理費がかかります。
給油、洗車、自動車保険、そして定期的な車検も必要になり
ます。
車を持たなければ、こうした手間暇から一切解放されます。
車に関して悩むことがゼロになります。
通勤に車が必要なら、会社の近くに引っ越せばいいんです。
所有の悩みだけでなく、通勤時間も節約できて、一石二鳥
です。
レンタルで済ませられるものがあれば、レンタルで済ませま
しょう。
現代は、レンタルサービスの行き届いた時代です。
着物、スキー用品、キャンプ用品、登山用品、野遊び道具。
あらゆるものがレンタルできるといっても過言ではありま
せん。
めったに使わないものなら、所有よりレンタルのほうが楽
です。
物を持たなければ、それを置く場所や管理に悩まされること
がなくなります。
レンタルしたほうが費用が安上がりになることも少なくあり
ません。
「持たない」という考え方で、生活を見直してみてくださ
い。
「時計を持たない」という選択もあります。
「テレビを持たない」という選択もあります。
「固定電話を持たない」という選択もあります。
「家を持たない」という選択もあります。
物質的に必要最小限の生活にすれば、維持管理の手間から
解放されます。
物に関して悩むことがなくなります。
肉体的にも精神的にも楽になり、フットワークが軽くなり
ます。
「○○が必要」という固定観念をなくし、ゼロベースで考え
てみると、新しい世界が開けるはずです。
物を持たないと不便になると思いますが、本当にそうでしょ
うか。
物を増やすことによる利便性の向上より、物を減らすことに
よるストレスの軽減のほうが、総合的にプラスという場合が
あります。
利便性ばかり追求するのではありません。
「なくても大丈夫」というものは、勇気を出して「持たない
選択」を選んでください。
必要最低限のものしか持たなくても、意外と不便がなく生き
ていけます。
所有を減らすことは、悩みの対象を減らすことになります。
持たなければ悩むこともないんです。
持たない生き方は「物」に限ったことではありません。
夫婦の価値観によっては「子どもを持たない」という選択肢
もありです。
夫婦が納得しているなら、ディンクス(DINKS)も素晴らし
い生き方の一つです。
幸せの価値観は人それぞれです。
子どもより仕事を選ぶ人もいるでしょう。
子どもを必要としない夫婦もいるでしょう。
「結婚すれば子どもを持つべきだ」という古い価値観にとら
われる必要はありません。
夫婦の幸せの形はそれぞれです。
それぞれが納得しているなら、そこに幸せがあります。
持たないことは悲しいことではありません。
持つ自由もあれば、持たない自由もあります。
悩まない生き方をするなら、持たない価値観を取り入れて
みてください。
持たないことで、それに振り回されることがなくなります。
幸せに必要なのは、あくまで精神的豊かさであり、物質的豊
かさではありません。
物を減らせば、悩むことも減ります。
心も軽くなり、ストレスからも解放されるんです。
いつもありがとうございます。
感謝
あなたのしあわせのために、、、
皆様にとって素晴らしい一日でありますように、、、
『慌てない 焦らない
落ち着いて 深呼吸』
ホームページはこちらから
↓ ↓ ↓