お久しぶりです!!
前回の投稿から大分間が空きました…。
ありがたいことにそこそこ忙しくさせていただきまして…。
また近い内や数ヶ月後に良いお知らせが出来たらなと思います!
その時は何卒よろしくお願いします🙇♂️
今日の記事に関してですが…。
予めお伝えしますと、決して明るい話題ではないです。
ですが、小泉にとってとても大切な事なので書き綴ります。
先日、親しかった友人が亡くなりました。
友人といっても20歳以上年上の方ですが、自分にとっては紛れもなく友人です。
初めてお会いしたのは中学3年生の頃。
同じコンテンツを推すオタク仲間数人で食事やカラオケに行った時でした。
当時オタク仲間の中で最年少で人見知りだった自分を、とても気にかけてくださりました。
その時、やたらしみじみと言われた言葉は一生忘れられません。
「良い声しとるなぁ」
恐らく、僕の人生で一番最初に声を褒めてくださった方です。
当時の自分は声優どころか舞台役者すらやっておらず、そもそも演技や芝居に興味もありませんでした。
ですが妙に嬉しかったんですよね。
この時の嬉しさが間違いなく今に繋がってると思います。
それから先もずっと僕を暖かく見守ってくださりました。
役者をやりたいと急に言い出した時も「思いっきりやれ!」と背中を押してくださり。
時に、自分が捻くれた時は「それは良くない」と叱責もしてくださり。
とてもとても、親身になってくださりました。
自分が既に父を亡くしているという事もあり、それもあってずっと気にかけてくださったのだと思います。
だから自分にとってあの人は、父のようでした。
一度だけ、たった一度だけ、役者を本気で辞めようと思った事がありました。
理由としては「いつまでも役者をやり続けるのは現実的でない」「定職して安定した生活を手に入れなければ」という焦りのようなものでした。
僕は人に悩みを打ち明け相談する事がとても苦手で、いつも自分で考えて自己解決してしまう人です。
なのでこの時も誰にも相談はせずにいたのですが…。
自然と、その人にだけは打ち明けていました。
業界に全く関係が無く、会社勤めで、歳上の大人の人。
自分にとって唯一無二の存在でした。
もう芝居はやらない、今から就活をしたいと相談をしました。
そうしたら、こんなお返事をいただきました。
「役者さんやりたいならやりたいだけやればいいじゃん」
でも、いつまでもやってられないじゃないですか。
やりたいだけやってたら30歳、40歳、50歳までやってるかもしれない。
その時いざ就活始めたとして、何年も職歴無い人を取りたいって思いますか?
「その時は胸を張って言えば良い『役者やってました!』って」
「俺はそういう奴の方が好きだし一緒に仕事したいかな」
また背中を押されました。
これは今の事務所、アルディに所属する直前のお話です。
この言葉があったからもう一度役者をやろうと。
改めて声優という新しい挑戦をしようと思い今に至りました。
あの人は人生の恩人です。
大人になって、酒でも奢って、少しでも恩返ししたかったなぁ。
もし天国というものがあるならきっとそこにいるでしょうから、自分も徳を積んでいつか会いに行きたいものです。
そしたら今度はお酒でも飲みながらカラオケしましょう。
今日も今日とて収録のお仕事。
頑張ってきます!!
ほな〜✋゛