駅そばといえば、忘れもしない。何度かここで書いてるかもしれないけど、子供の頃、母上に連れられて夜ノ森から1時間かけていわきまで来て、デパートで買い物して、レストランでご飯して、ブティックによって、その帰り。それまでは本当に楽しくて、母上と一緒に色んなお店に行くのが幼心に知らないものを知るみたいに、ブティックのオーナーと終わりのない話をしようともいつまでも待っていられて、大人になったようでワクワクしながら、いつまでもいられた。

が、帰り道のアレだけはどうしても。。

母上はホームの中にある駅そばが大好き。それは大歓迎で楽しみのひとつなんだが、母上は何故かお持ち帰りにして、電車の中で食べる。

アレだけは、恥ずかしかった。

もちろん今は出来ない。でも当時はボックスシートが支流なので、それが可能だった。車窓から景色を眺めながら駅弁食べるもよし、凍ったみかんを溶けるまで見つめるもよし、だか、出来たてホヤホヤの蕎麦を車内で食べる。しかもボックスが空いてない時はベンチシートで、こうちゃん食べな!とすすめてくる。コレだけは恥ずかしかった。



だけど、東京に住み立ち食い蕎麦や、駅そばが大好きになり、それはあの時があったからとたまに思うけど、最近駅そばはなかなかホームにない。が、品川にはある。やはり、常磐線も含め新幹線や地方からの在来線も多いからだろう。僕が唯一、その線を使わないのに、駅そば食べたいから立ち寄る立ち食いそば屋がここでし。




品川に行った際は、ぜひ探してみて!