資産運用理論・実践塾-失敗したくない人が悠々ライフを目指す-

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2004年にFPになった理系出身の筆者が、資産運用で失敗しないための知識と実践ノウハウお伝えします。

最近のメディア掲載・出演


・「日本テレビ ZIP!」NISA関連のコメント放映。2014年1月13日

・「朝日新聞朝刊セット be Extra」新生活ステップアップ特集

 NISA、教育資金コメント。2014年2月26日

講演、取材、企業様のWEBサイト上のライフプランソフトや住宅ローンシミュレーションツール等のロジック作成は03-5875-3803 まで。 テーマは対象・目的によりご相談ください

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こんにちは

ファイナンシャル・プランナーの中里邦宏です。

 

「保険ソクラテス 『2019年のおすすめ医療保険人気ランキング』」にご協力させていただきました。

http://hokensc.jp/iryou/ranking.html

 

最近の医療保険は、各社特徴を出してきているため、単純に保険料の比較をしてもあまり意味がありません。

最近の保険選びでは、自分にもしものときに欲しい保障と、支払い続けられる保険料とのバランスから選ぶことが大切です。

 

このランキングを、最近の保険商品の特徴把握をいただきながら、自分に必要な保障が何かを見つける機会としていただければ幸いです。

 

 

こんにちは、FP・証券アナリストの中里邦宏です。

 

ヤフーファイナンスで投資信託を見ていたら、

商品の仕組み的に、手数料をリターンが上回らないと考えられる

「堅実型」投資信託を見つけましたので、書いておきます。

 

■○○○ラップファンド(堅実型コース)

 

目標リスク水準を「年率標準偏差4%以内」としているファンドなのに、運営管理費用(信託報酬)2.052%です。

 

リターンの源泉はリスクです。
このご時世、リスク4%に抑えたポートフォリオでは、大半が国債や社債になりますので、

どんなに優秀なファンドマネージャーでも、信託報酬を上回る利益は出せないないと思います。

 

商品の仕組み的に、例え金融危機があっても一気に資産が減ることは無いでしょうが、

信託報酬分、徐々に資産が減っていくと思われます。

 

このような、名前と購入者のイメージが乖離している商品は、他にもあると思います。

「堅実型」などといった名称であっても、投資にあたっては、過去の実績チャートなどを確認をしっかりとしましょう。

投資信託の「ジャケ買い」ならぬ、「名前買い」は危険です。

 

 

 

こんにちは、FP・証券アナリストの中里邦宏です。

 

ヘッジファンドの運用手法の1つ、

マーケットニュートラル戦略をご存じですか?

 

日本株が上がろうが下がろうが、利益を上げていくことを目的とした戦略です。

 

この戦略が、9月21日の日銀による金融政策決定会合で決まったETF買付ルール変更を受けて有効かどうかを見ていました。

 

その後3日間の値動きと、現在のNT倍率水準(※1)を見ると、しばらくはマーケットニュートラル戦略(※2)が有効な環境といえそうです。

 

※1:NT倍率:日経平均・TOPIX倍率

※2:マーケットニュートラル戦略:市場リスクをほぼゼロにし、割安なモノを買って、割り高なものを売ることで収益を狙う戦略。ヘッジファンドの運用手法の1つ。

 

 

ETFでこの戦略を実行するならば、

割高といえる日経平均の「インバース(1日の値動きが日経平気と反対)ETF」を買い、割安なTOPIXの「ETF」を買う組み合わせです。購入額は揃えます(購入単位ではありません)。

この戦略の利益の源泉は、この価格差が縮まる部分になります。

 

この戦略は、リーマンショックのような金融危機が起こったとしても、日本株下落の影響をほぼ受けません。

 

なぜなら、日本株が下落すると、日経平均もTOPIXも下落します。しかし、反対の値動きをするインバース型のETFは上昇します。

 

上記例では、日経平均インバースETFが上昇、TOPIXのETFが下落して、打ち消し合うため、日本株下落による損失を防げるのです。

 

投資は、色々な思惑があるので確実といえるモノはありませんが、個人的には安定収益がしばらくは期待できるのでは無いかと思っています。

 

 

【注】本ブログは情報提供を目的としており、投資等の勧誘目的で作成したものではありません。実際の投資にあたっては、自己責任のもと、ご自身でご判断ください。