【沿革】
2007年、史上初のブータン公認政党として成立。初代党首は現国王の母方の伯父にあたり、民主化前の総理大臣の1人であるサンゲ・ネドゥ氏。
2008年総選挙ではサンゲ・ネドゥ党首が落選するほどの敗北で2議席にとどまり、国民議会内反対党となった。
2013年総選挙では、2代目党首で元・官僚のツェリン・トブゲ党首が率い、32議席を獲得、政権党となった。この際に、第1ラウンド3位に敗れた在野党ブータン協同党(DNT)の候補7人を引き抜き、第2ラウンドの自党候補とした。
【党シンボル】
白馬
【役員】
党首 ツェリン・トブゲ(Tshering Tobgay)
副党首 ドルジ・チョデン(Dorji Choden)、ノルブ・ワンチュク(Norbu Wangchuk)
幹事長 ジグミ・ザンポ(Jigme Zangpo)
【国民議会議員候補の特徴】
ツェリン・トブゲ党首自身がそうであるように、幹部級の官僚・公務員(県知事含む)を中心として構成される。候補起用では政界・官界での経験を重視し、無名の若い新人を起用することは少ない。
2018年総選挙を前に、元・DNT候補3人で副党首・幹事長ポストを占める人事を発表した。
【支持層】
社会階層としては富裕層から、地域としては西部、特に都市部で強い支持を受ける。大企業に加え、民主化以降に台頭してきた新興マスメディアからの支持も強い。
【党財政規模】
8,836,217ヌルタム(2018年8月)
【党員数】
5,520人(2018年8月)
【党員となるための費用】
入会費(登録費)100ヌルタム/年会費1,200ヌルタム(党綱領より)