撮影Yasutakeさん

ボローニャ大学の主催のイベントで本物の古事記の講演をして下さい」そう依頼の電話があった。 


その男性の名は浅井さん

「古事記の講演をイタリアのボローニャ大学でお願いします。ボローニャ大学はヨーロッパ最古の大学です。そこで本物の古事記をイタリア人に伝えたいんです」口調はとても真剣だった。

「Pippin」ニッボップが主催。

Nippon イタリア日本文化協会

2013年の11月にボローニャで設立されて、NipPopはアニメーショ ン、漫画、映画、テレビ、アート、音楽、文学にフォーカスして、日本 の大衆文化の振興を目指している。
 イタリアと日本の企業間取引も推進している協会です。

今までの活動の様子がこちらのサイトにアップされています。



今野さんの「古事記」の話がメインイベントです。

5月18日と19日にお願いします。


返事は「ハイ」「うけたもう」しかない。
自分で間に合うことならどうぞ使って下さい。



イタリア語に翻訳するためすぐ原稿を送ってください。講演時間は90分です。


海外で講演する時は気をつけなければならないことがある

同時通訳なのか、その場で通訳か訳すのかによって話せる時間は決まってる。


この時点でどちらの形式になるかわからないという。

聞く対象者ほボローニャ大学の学生、イベントで集まった人、ボローニャ大学の教授、その中には古事記の本を出版した教授もいる。


私は毎日やっている私の古事記を話したらいい。

折しも日本では天皇の御代がわりが行われたばかりです。

お話の入りは

即位の礼「新天皇」の誕生。
新元号「令和」のこと。
三種の神器「劔」「玉」「鏡」の名前と由来。
最高神アマテラスオオミカミは女性。
日本人にとって八百万神とは何か。
などから


そして古事記によって日本人の精神はどんなふうに育まれてきたのかをメインに話そう。

「講義だけにならない楽しい講演にしたい」と思ってもいました。

翻訳が送られてきてひとまず安心していましたが、今回のイタリア講演程その後、言ってくる内容がコロコロ変わり対応に追われた講演はありませんでした。

今回も日本から同行してくれた仲間たちがいます。


今回は現地集合、現地解散でした。
行き帰りの方法とチケットは自分たちで手配して、ホテルだけはみんな同じホテルへ宿泊。

そんな中でも古事記塾生10名が手を上げて来てくれました。

この10名はまさに神さまがお手配した10名なのだと後でわかるのでした。



神戸塾から上田賀代、真田清美、草野めぐみさん

東京から内山永子、長澤京子、小鮒婦貴子さん

小山から敏腕にして最強プロデューサーの松本和子さん


男性陣は東京藍原繁樹先生、神戸上野山泰規さん、広島から武村友和さん






①成田発組 のうち一組はミラノ経由で新幹線でボローニャ入り

②成田発、ローマ経由飛行機乗り換えでボローニャへ
③関西空港発ミラノ経由でボローニャへ



私は出発の前日(5/15)まで四日市で洗顔洗心塾と古事記の講演をさせていただいていました。


ちょうど寒い時期にぶつかり
風邪をひいてしまって咳が出て熱が下がらない状態で出かけることになってしまいました。


出かける前の準備として

イベントで喜んでいただけるように。

私の講演までの間は、みんなで伊賀市から貸していただいた忍者の格好する。

お客様に浴衣の着付けで写真を撮るサービス。

折り紙を持って行き一緒に折る。

けん玉をする。
プレゼンとして手裏剣を折ったり、扇子とかお客が喜ぶものを準備しました。

行けないけどと言って
折り紙の手裏剣を折って届けてくださった方もいます。



私も講演の時は着物を着ようと思って、

伊勢お母さんにお願いして、小物を揃えてもらったり、足りないものを移動中に買い揃えたりしていました。


出発前、高熱がでて寒くて体調も最悪だったところへ

現地からとんでもない要求が、⁉︎


来たメールには


ポップなイベントなので
ポップな古事記にしてください
今野先生と皆さんで会場をエンターテーメントで楽しませて下さい。


「ポップな古事記、、、?」

「エンターテーメント?」

「一体どんな事を期待されているのだろう」


古事記といえば神社⛩


そこで行われている動きを

静と動で表わそう〜!

静かな巫女舞と
神社の活気あるお祭りの再現だ!








神社、神社と言ったら巫女、

巫女の衣装は元々持っていく予定だった。




みんなにイタリアの意向が詰まったメールを流した。

みんなの準備の速さは神業だった

急遽

巫女舞チーム
雀踊りチーム
を結成してくれた!


「巫女チームの皆様へ
こんばんは❗

先程、お清め用の鈴をお借りできました。
華都子先生の講話の前に、巫女たちお清め舞をしてましょう

小山古事記塾生の朝日さんがその動きを教えてくださいましたので、upしておきます」

朝日さんから大切な神楽鈴をお借りして
動きを動画で撮って来た。

その神聖な音と動きはまさに!
イタリアのおおらかな気持ちとは真逆の神聖な感じでこう講演にぴったりだった。



とにかく動きは現地に着くまでに覚えて現地で合わせましょう。


覚えられないとか、出来ないとか
失敗したらとか、一切頭にない!


短時間は問題ではなく
やるという気持ちに一糸の乱れもない。


そして講演のラスト五分は仙台雀踊りでみんなに壇上に上がって楽しんでもらおう。

雀踊りチームもやると決めてからの顔の表情は真剣そのものになっていました。


あとは私の原稿の書きなおしです。
今のポップカルチャーに古事記がどのようにつながっていくのか
ここで役に立ったのは前職ホテルでのアートについての知識と経験でした。

飛行機は計器故障のため成田出発が4時間遅れました。

これは、これからくる沢山の想定外の序章にすぎませんでした(笑)

この間にぐっすり眠っていました。

そして離陸し機内で12時間のあいだに新しい原稿をまとめていました。



ー続くー


撮影Yasutakeさん