コロナの影響が拡がり出してから、要件緩和に特例措置の拡充と度々改訂されてきました。
ガイドブックを印刷しても数日後には変わってしまい、申請様式も変更になります。
その度に支給要領を読み直し、改訂になった箇所を探し出す……
もう何度この助成金の要領を読んだかわかりませんね
もちろん、ある程度広範囲に事業主さんが申請できるよう改訂することはいいことです。
ただ小出しにするのではなく、最初からある程度のところまで緩和してくれていればいいのにと思ってしまいます。
改訂が多すぎて、私たち社労士も毎日ついていくのに必死です。
自力で申請しようとしている事業主さんたちはもっとわからなくなりますよね。
申請する時にはまた変わっている可能性があるのですから。
そもそもでいうと、こんなタイヘンな助成金を緊急時に応用すること自体にムリがあると思うのですが、雇用を守ると言う主旨と財源を確保するためにこの助成金を活用するしかないのもわかります。
だったら初めから従来の雇用調整助成金とは別物として、誰にでもわかりやすくすぐに申請できる設定をしていればよかったのに…
もはや今の雇用調整助成金は、名前こそ同じですが従来のものとは全く別物と言ってもいいくらい申請基準が違いますからね。
というぼやきはこのくらいにして。
申請先となる都道府県労働局やハローワークの職員の方々は、GW返上で相談や申請の対応をされています。
私も昨日確認したいことがあり電話したのですが、すぐに繋がりました。
質問内容にも一度電話を切って調べてくれ、わりと早く折返しの回答をくれました。
こんな混乱状況の中、お休み返上でご対応いただいている方がいると思うと、本当に頭が下がります。
厚労省のHPを見てもそうですが、これだけ改訂が多いと、その都度HPの記事やガイドブックや申請書類を変更しないといけないわけです。
その対応をされている方もさぞかし大変でしょう。
社労士の私たちが対応することで、少しでも窓口の緩和に繋がればいいなと思っています。
そして1日も早く、申請された事業主のみなさんのもとに助成金が届けばいいなと思います。
ただ、私の体もひとつしかないもので限界もありますが
福岡商工会議所での無料相談会も引き続き5月も開催されているので、ぜひご利用くださいね!
私も入れる日は少ないですが、できる範囲で相談員を続ける予定です!
今後もこの助成金の改訂に追われることになりそうですね
…がんばります。
今年の春はいつもとスケジュール感が全く違います。
例年、GWのうち1日は日頃できない洋服の片付けやクローゼットの整理をするのですが、今年は全く出来てない…
とりあえずこの状況が落ち着くまで、先の楽しみにしておくことにします
1日も早くこの事態がおさまりますように
西田 圭子