先日、とある患者様から「歯の歯根が割れて、そこから菌が入り込み、歯茎の中に膿があるけど、通院しているところでは、そのまま放置していても大丈夫といわれたが、本当に大丈夫なんだろうか?」という質問を頂きました。

 

厚生労働省「平成23年歯科疾患実態調査(歯肉に所見のある者の割合)」によると35歳以上の8割以上が歯肉に何らかの異常が見られるといわれています。

 

この歯肉に見られる痛み・腫れ・出血は歯周病(歯茎の感染症)の症状であることがあるのですが、歯周病は全身的な炎症が増加する原因となり得、動脈硬化性の心臓病のリスクとなります。

 

歯周病を予防するには、歯磨きなどで口の中を清潔に保つのが有効といわれていますが、既に膿がある状態をどうにかできるとは思えないので、他の歯科医院で診てもらうようお伝えし、他の歯科医院で無事に治療をしてもらったそうです。

 

歯や歯茎の問題は、口腔内だけにとどまらず、身体全体の問題になることもありますので、歯の健康にも気をくばってみましょう。

 

お身体の健康に不安を感じたら蒲田中央整骨院にご相談下さい。