私も自家用米の田んぼで、田植えの時に箱苗に「アドマイヤ−」という農薬を使っています。それって、ネオニコチノイド農薬。 でも、やっぱり怖いようです。

 以下、「食品と暮らしの安全基金」というところが出された冊子からいくつか紹介します。

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●島根県宍道湖の魚が激減 ネオニコ農薬が原因(産業技術総合研究所と東京大学などの研究チームが発表)
  水田にまかれたネオニコ農薬が宍道湖に流れ込み昆虫・動物ブランクトンを殺す。→ 収穫量激減・ウナギ(50~60t→10t)、ワカサギ(100t以上→ほぼゼロ)。
 使われ出してすぐに激減。→毒性の強さの裏付け

 

●ネオニコ農薬は1990年代から急速に普及 それに歩調を合わせるかのように 発達障がいや自閉症が増加。

 

      (このグラフは私が作成)

 

●胎児、新生児は化学物質に脆弱、発達過程の大脳が影響を受け神経障害を起こす可能性がある。しかし、ほとんど研究されてこなかった。
●EUの専門機関・欧州食品安全機構は2013年に「アセタミプリド、イミダクロプリドは低濃度でも人間の脳や神経の発達に悪影響を及ぼす恐れがある」と発表


●ネオニコ農薬とは
 それを食べた動物の脳や中枢神経内にある神経伝達物質「アセチルコリン」の正常な働きを妨害し異常興奮を引き起こし死に至らしめるもの

 日本で主に使われているのは次の7種類

 ・イミダクロプリド(1992年)     (商品名) アドマイヤー・メリット
 ・アセタミプリド(1995年)         モスピラン・マツグリーン・イールダーSG・アベイル
 ・チアクロプリド(2001年)         ガリプソ・バリアード
 ・ニテンピラム(1995年)         ベストガード
 ・チアメトキサム(1997年)         アクタラ
 ・クロチアニジン(2002年)         ダントツ
 ・ジノテフラン(2002年)         スタークル


●「浸透移行性」 ネオニコ農薬は水溶性、水に溶けやすい。→ 植物の体内に染みこみ水分といっしょに植物全体に行き渡る。→ 植物の形をした農薬となる。どこを食べても昆虫が死ぬ。 → だから洗っても落ちない
●「残効性」何ヶ月にもわたって効果が持続。
 例 イネの育苗箱に噴霧すれば刈り入れまで殺虫効果が持続する。

 

ネオニコ農薬は「人やその他のほ乳類、鳥類、は虫類への影響が少ない」という触れ込みだったが、実際に使い始めたら人を含めあらゆる生物の生存を脅威にさらすという、想定外のことが起きた。


●市販の日本茶39検体とペットボトル茶9検体すべてからネオニコ農薬検出 (北海道大学などの研究チーム)
  (スリランカ茶は不検出)   
 長期間飲み続けたときの影響を誰も検証していない。

 

●各国のネオニコ農薬規制
 EU         2018年イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジンの屋外使用全面禁止
           チアクロプリド2020年4月農薬登録失効
           ジノテフラン、ニテンピラムはもともと承認されてない
 フランス     2018年 全てのネオニコ農薬全面禁止
 アメリカ     2015年イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム、ジノテフランの使用規制、空中散布禁止
 韓国         3種類を使用禁止

●日本だけ逆行        基準を大幅にゆるくする
  例 2015年 クロチアニジン ほうれん草    40ppm (13倍ゆるくなる)
                     春菊          10ppm (50倍ゆるくなる)
                                  小松菜      10ppm (10倍ゆるくなる)
                                  三つ葉      20ppm (1000倍ゆるくなる) (1ppmは100万分の1)
        2016年 チアメトキサム
        2017年 イミダクロプリド ゆるくなる

●外国    「予防原則」 人や自然環境などへの影響が懸念される場合は確かな証拠がなくても念のため使用しない
 日本    悪影響を与える確かな証拠がないなら使用を容認する
      産業界に配慮した考え方。

 

●外国では有機が普通になりつつある
  アメリカ         食品全体の6%、(果物と野菜は15%)  全世帯の8割近くが有機食品を購入している
  デンマーク     10%
  オーストリア     全農地の1/4が有機か有機に転換中
  韓国         学校給食が続々と有機に切り替わっている(ソウル市2021年から全ての小中高校で無償の有機給食)

●有機食品は農薬がないだけでなく、ミネラル豊富 一石二鳥

 

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『ネオニコチノイド農薬 危険だった!「減農薬」』 要旨

関心のおありな方はご一読を。

 申し込みは メール mail@tabemono.info でどうぞ。