大分県別府市、「シーサイドホテル美松 大江亭」 ②食事編 | La vie est un voyage

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中高年子無し主婦のグルメ、旅、徒然日記です。
よろしくお願いいたします。

 

 4月の親子三人旅

 別府温泉

「シーサイドホテル美松 大江亭」

 夕食

 

 

 お品書き

 

 お料理の感想は、

 ありきたりになってしまうので、

 ウン十年前の、

 中学の修学旅行の思い出を語りたいと思います。

 

 順路は覚えていないのですが、

 長崎県のグラバー亭、原爆平和祈念館

 フェリーで移動し、

 熊本県の熊本城、水前寺公園、阿蘇山、

 クマ牧場

 大分県の別府、地獄めぐりを周りました。

 

 

 前菜 小鉢三種

 

 

 くだらないことを

 色々覚えています。

 

 バスの中で、

 カラオケを歌うよう、

 マイクが回されたのですが、

 皆、人前で歌うのが恥ずかしく、

 押し付けあっていました。


 すると、普段大人しく、

 声を聴いたこともない、

 地味な男の子が、

 いきなり、

 「北酒場」を、

 覚醒したかのように、

 堂々と歌い出したのです。


 北酒場?!中学生が!?と、

 衝撃が走りました。


 やんちゃな生徒達も、

 あっけに取られ、

 黙って見つめていたのが、

 印象深かった。

 

 

 

 造里 季節の魚盛合わせ

 さすがに新鮮で、

 こりこり食感

 

 

 焼物 おおいた和牛とステーキ椎茸

 

 

 雨のクマ牧場は臭かった。

 

 皆、疲れ切ったバスの中で、

 バスガイドさんが、

 寝てもいいようにと、

 流してくれた映画が、

 武田鉄也さん主演の

 「刑事物語」

 

 半分寝ている状態で、

 ぼぉ~と観ていると、

 性的に際どいシーンが流れ始めた。


 困惑し、

 担任の

 ベテラン女性教師を振り返って見ると、

 普段は温厚な先生が、

 めちゃめちゃ厳しい顔で、

 TV画面を睨みつけていました。

 

 

 

 鍋物 鮟鱇と赤海老と花咲蟹の味噌鍋

 なぜ大分で鮟鱇鍋?花咲ガニ?と

 いう思いがぬぐえなかった。

 山口県下関もそうなんですが、

 最近は大分でも、鮟鱇が獲れるらしい。

 しかし調理法なのか、

 やっぱり鮟鱇は寒い時期の

 北関東の方が美味しいと思う。

 

 

 蒸物 海鮮茶碗蒸し 

 

 私は当時、

 とてもまじめな生徒だったので、

 バスは最前列の席。

 眠くても、

 バスガイドさんの手前、

 必死に

 ガイドを聞いていました。

 

 三日間ずっと、

 そうだったので、

 精魂疲れ果てたのを

 覚えています。

 

 

 油物 大海老と季節の天婦羅

 

 あの頃の私に言いたい。

 それは全く無駄な努力だと。

 50年以上生きて思う。

 気を遣わない人間の方が、

 楽に生きてる。

 


 

 汁物 清汁仕立て

 香の物 盛合わせ

 ご飯 ちりめん山椒御飯

 

 

 

 甘味 いちごムース

 

 

 ホテル前の別府湾

 

 

 右手に見える山は、

 高崎山

 高崎山といえば猿。

 

 修学旅行前の説明会の際、

 「絶対に猿と目を合わせてはならない。」

 と、いう警告が怖すぎた。

 猿の恐怖を延々と語られ、

 どうしてそんな恐ろしいものが生息している所に

 行かなくてはならないのだろうと、

 いう思いに駆られた15の春。

 

 


 明けて

 朝食

 

 

 

 

 

 部屋の鍵問題はあり、

 あちこち

 古さを感じますが、

 リーズナブル

 源泉掛け流しのお風呂がとてもよかったし、

 ボリューム満点のお料理は、

 お味も良かったです。

 

 もしかして、

 お客さんの多数は

 外国人??と思うほど、

 外国人にも人気の宿でした。

 

 

 

 

 シーサイドホテル美松 大江亭

 場所:大分県別府市北浜3-14-17