ポチ活をやっていると頻繁に登場する
家を売るCM
なんでも円安による不動産バブルにより不動産価格が急騰。
海外の人(というより主な収入、資産が外貨の人)にとって数年前の110円/ドルから150円/ドルにより3割超お得に買える。理屈はその通りですがそういう人が果たして何人いるのか。1%もいない、ppmの世界でしょう。私には無縁。
しかしその影響で不動産が高く売れるのであれば嬉しい話。3000万円で購入し10年住んだ家が4000万円で売れるとする。
空き家の処分であればオイシイ話ですが住み替える家を購入する場合、理屈からいけば買う家の価格も上がっているはずで余ったお金で高級車に乗り換えどころか登記費用、売買手数料で間違いなく持ち出しでしょう。
120㎡から100㎡に格下げとか、駅5分から駅10分にするとかならともかく、同じ条件下(広さ、ロケーション)で儲かる理屈が見当たらない。
エネルギー不変の法則
プラスがあれば必ずマイナスがあり必ずトータルはゼロになる。
売り手、買い手、仲介業者の全てがプラスになることは無い。
仲介業者、不動産会社、司法書士は家が高くても安くても一定の手数料(定率だったり定額だったりします)が入るから必ずプラス。しからばマイナスになるのは住み替える人しかいない。
と思います。