今回は、愛媛県の
新居浜市美術館の展覧会
アーツ・アンド・クラフトとデザイン
ウィリアム・モリスから
フランク・ロイド・ライトまで
の記録。
こんにちは♪
アートセンスゼロなのに
なぜか美術館巡りの楽しみに目覚めた
アラフィフ独女のkayonceです。
↑のチラシを見て、
絵柄のパターンが色々見れる
民芸的な展示なのかな～
という感じの、
浅ーいイメージで
向かった今回の展示。
布地のパターンだけでなく、
インテリア家具や装飾品など、
展示点数も多くて
見応えのある展示でした。
展示室の入場前の壁に
展示されていた、
カラフルで素敵なパターンたち♡
↓
産業革命後のイギリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」
今回の展示のキーワードは
「アーツ・アンド・クラフツ運動」。
この展示で
初めて知ったワードです。
アーツ・アンド・クラフツ運動は、
産業革命後のイギリスに始まり、
欧米・世界にまで拡がった
潮流なんだそう。
具体的に
どういう運動なのかというと。
産業革命で機械化が進んだために、
職人の手仕事や
手仕事への誇りなども
失われつつあった中、
「中世的なイギリスの
手工業の復興をめざす」
という思想や実践に共鳴した
アーティストやデザイナー、
職人さんたちが、
実用面と美を兼ね備えた
作品づくりを展開していった
活動のことらしいです。
産業革命の機械化という
歴史的な大変革による、
手工業やアートへの影響
ってことなんですね。
アーツ・アンド・クラフツ運動の基礎を築いた、ウィリアム・モリス
今回の展示名の副題にある
「ウィリアム・モリスから…」の、
ウィリアム・モリスという人が、
アーツ・アンド・クラフツ運動の
基礎を築いた方だそうです。
モリスさんは、
中世の手仕事に回帰し、
生活と芸術の統合を理念として
商会を設立した方。
そんなモリスさんや他の方の
テキスタイルパターンの展示。
↓
カラフルな自然の植物やお花の柄、
好きです♡
様々な分野の造形芸術が展示された、アーツ・アンド・クラフツ展覧会
ウィリアム・モリス以降、
様々な分野の
造形芸術が出展された、
アーツ・アンド・クラフツの展覧会
というものが開催されていき、
アーツ・アンド・クラフツ運動の
発展に大きな影響を与えたそうです。
展示でも、
色んな種類の作品が
展示されていて。
例えば、タイルとか
↓
ランプとか
↓
インテリア家具に
↓
ガラス製品や
↓
アクセサリー類まで
↓
美しい、職人の手仕事による
作品の数々を鑑賞できました。
ミュシャっぽいイラストも
今回の展示の中に
挿絵の作品も
紹介されていたんですけど、
ミュシャっぽいな～
と思いながら鑑賞。
アメリカのアーツ・アンド・クラフツ運動とフランク・ロイド・ライト
最後のセクションでは、
アメリカの
アーツアンドクラフツ運動での
作品が展示されていて。
この展示の副題にある
「…フランク・ロイド・ライトまで」の
フランク・ロイド・ライトさんの
建築のステンドグラス作品で
締めくくりでした。
フランク・ロイド・ライトさんが
アメリカの建築家で、
近代建築の三大巨匠の
一人だということを、
後でググって知りました(笑)。
アーツ・アンド・クラフツ運動の日本への波及
アーツ・アンド・クラフツ運動は
日本にも影響を与えていて。
今回の展示があった
新居浜市美術館の近くにある、
「日暮別邸」が
紹介されていました。
日暮別邸は、
スコットランドの
工業都市グラスゴーで生まれた
新しい潮流の
アーツ・アンド・クラフツの
影響を受けて設計された
建築物だそう。
ということで今回は、
新居浜市美術館の展覧会
アーツ・アンド・クラフトとデザイン
ウィリアム・モリスから
フランク・ロイド・ライトまで
の鑑賞記録でした。
最後まで見てくださり
ありがとうございました^^
アート鑑賞好きの方と
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