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 昨日のエリザベス女王杯はレガレイラの貫録勝ちでした。朝予想では難癖をつけましたが(笑)、まったく杞憂でした。次はグランプリの連覇に向かうのでしょうか。すでに「名牝」ですが、次も勝つとなると、これは「殿堂入り」です。「レガレイラ記念」みたいに、レース名に名前が刻まれるかもしれません。他方、東京のメインは、朝に名前を挙げたナムラアトムがハナ差の4着。もうちょいでした。エリザベス女王杯の方だけ結果を残しておきます。

 

*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△は当日の朝予想、は週中の予想、数字は追い切り評価の平均値: は最上位、(*  )はサンプル不足の参考値

 京都11R エリザベス女王杯 牝馬GⅠ 

1着 レガレイラ    ①1⃣      5.0+α

2着 パラディレーヌ  ④3⃣      3.7

3着 ライラック    ⑨7⃣      4.5

*朝予想◎パラディレーヌ2着=三連的中

【エリザベス女王杯レース後コメント】レガレイラ戸崎圭太騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba

 

 さて、次の日曜は今年の秋の京都開催最後のGⅠレースとなるマイルCSです。去年のブレイディヴェーグもそうでしたが、①人気が馬券圏外からたびたび消えるGⅠです。これはぜひとも当てて、翌週のJCに向けて勢いをつけたいところです。あいだ3年間の阪神開催を含む過去10年の3着以内馬のデータを見ながら、中心馬の目星をつけてみようと思います。

マイルチャンピオンS【2025年11月23日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ

マイルチャンピオンシップの過去10年データ、好走馬一覧(2025年11月23日京都11R) | 競馬ラボ

 

1)持ち時計プラス

 今年の芝1600の持ち時計では、関屋記念2着オフトレイル1分31秒0がありますが、新潟なので多少の割引きが必要です。あとは富士S、NHKマイルC、マイラーズCの勝ち時計が同じく1分31秒7です。富士1着はガイアフォース、NHKはコンマ差なしで2着のマジックサンズ、マイラーズ1着のロングランと、この3頭が次位評価ですが、富士で0.1差2着のジャンタルマンタルが斤量59㌔(ガイアと2㌔差)でしたので、実質的に最上位はジャンタルかもしれません。その他では、昨年京成杯AHを1分30秒8で走ったアスコリピチェーノ、去年の覇者ソウルラッシュはもちろんですが、他距離からでは、東京1800を好時計勝ちしているレーベンスティールラヴァンダに、距離がもてばトウシンマカオカンチェンジュンガ、これらに二冠馬のチェルヴィニアが加われるかどうか。外国馬のドックランズは日本の芝が合うでしょうか。勝つ馬は確実にこの中にいるとしても、3着については名前の挙がらなかった馬にも十分チャンスがあると思います。

 

2)前走(ステップ)

 富士S      8頭

 〇毎日王冠     7頭

 〇天皇賞・秋    4頭

 〇スプリンターズS 3頭

 〇スワンS     3頭

 〇安田記念     2頭

 

3)性

 〇3歳     6頭  〇4歳       13頭  〇5歳  9頭

 〇6歳     2頭  〇7歳以上     0頭                          

 ◇牝馬   4頭  ◇騙馬     0頭

 

4)

 流行りすたりもありますし、リピーターが多いというのも特徴です(となるとソウルラッシュが連軸ですが)。京都のマイルとしては父サンデー系が好走していますが、意外に穴っぽいのはノーザンダンサー系です。ここでは父系にだけ着目して、以下の3頭を挙げてみます。

 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  、ミスプロ系=  、 

 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  

 

ウォーターリヒト :父ドレフォン(Storm Bird系)/母父ヴィクトワールピサ(ネオユニヴァース)

オフトレイル   :父Farhh(Nureyev系)/母父Kingmambo

チェルヴィニア  :父ハービンジャー(Danzig系)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)

 

5)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。

データ分析:マイルチャンピオンシップ 今週の注目レース JRA

 

 ① ⑤人気以内の馬が拮抗:まずは単勝一桁の馬から

 ② 外枠勢が優勢

  :8枠=4勝、複勝率25%、7枠=複勝率22.2%

 ③ 前走もGⅠだった馬が好走:複勝率30%

   or GⅡならば富士Sか毎日王冠

 ④ 前走5着以内

 ⑤ 勝ち馬はⅠ2着以内/マイルのGⅡ・Ⅲで勝利の実績

 

 適合的なのは、ガイアフォースジャンタルマンタルソウルラッシュの前走富士S組3頭で、エルトンバローズがこれらに続きます。

 

6)宮田式バイオリズム

 ・ガイアフォース    4・5・0・10

 ・シャンパンカラー   3・0・1・10

 ・ジャンタルマンタル  5・2・1・1

 ・チェルヴィニア    4・2・0・5

 ・レーベンスティール  6・2・1・5

 

7)結 論

 たぶん①人気になると思いますが、ここはジャンタルマンタルでしょう。同じマイルでも東京と京都は性格が異なるためか、NHKマイルCを勝った馬はマイルCSを勝てませんが、この馬は京都コース2・0・0・0なので大丈夫でしょう。7・8枠を引いてくれれば連は外さない感じです。相手は当然ガイアフォースソウルラッシュに、ルメールさんのアスコリピチェーノですが、怖いのは極上の差し脚をもつオフトレイルと、マーカンド騎乗で目覚めそうなチェルヴィニアでしょう。あとは去年2着のエルトンバローズに、3歳のマジックサンズあたりまで。人気薄から大穴が飛び出すかもしれませんが、だいたいこのあたりで収まってくれないかなというところです。まとめると、

 

 ◎ジャンタルマンタル  〇オフトレイル  ▲チェルヴィニア……

 

で、⑥人気以下から何が連に絡むかが馬券的中のポイントと思います。

 

 ということで本日もお読みいただきありがとうございました。小春日和のあとは寒波襲来のようです。無事な一週間であるよう祈ります。

 

 

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