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今日は天皇賞・秋を検討してみます。この後、JC、有馬記念がありますが、中長距離としては格付け最上位のレースでしょう。勝ち馬が年度代表馬に選出されることの多い一戦です。今年は3歳勢が2頭参戦して、古馬勢との力比べが楽しみです。過去のデータなどを参考に考えてみます。
天皇賞(秋)【2025年11月2日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
天皇賞(秋)の過去10年データ、好走馬一覧(2025年11月2日東京11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
今年に入ってからの芝2000の持ち時計を見ると、何といっても春の大阪杯組が速く、2着のロードデルレイの1分56秒4(上がり33.8)を筆頭に、0.1差4着のエコロヴァルツ、5着のホウオウビスケッツ、6着のジャスティンパレスらが僅差で続きます。3歳勢の皐月賞組も今年は好時計で、1着のミュージアムマイルが1分57秒0(同34.1)に、3着のマスカレードボールが0.3差で続きます。これらに去年2着のタスティエーラと今年の宝塚記念を制したメイショウタバルのGⅠ実績上位馬のほか、アーバンシック、ソールオリエンスと、牝馬のシランケド、クイーンズウォークあたりがどこまで通じるかといったところでしょうか。
2)前走(ステップ) ※過去10年、以下同じ
〇宝塚記念 7頭
〇毎日王冠 6頭
〇安田記念 5頭
〇札幌記念 4頭
〇東京優駿 3頭
〇天皇賞・春 2頭
3)性齢
〇3歳 3頭 〇4歳 15頭 〇5歳 12頭
〇6歳 0頭 〇7歳以上 0頭
/〇牝馬 5頭 〇騸馬 0頭
4)血統
近年の状況からは父サンデー系が強勢で、穴っぽいのがノーザンダンサー系(ND)といった印象です。ここでは母父系にNDの血脈がある4頭を挙げてみます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アーバンシック :父スワーヴリチャード(ハーツクライ)/母父ハービンジャー(Danzig系)
・ジャスティンパレス:父ディープインパクト/母父Royal Anthem(Nureyev系)
・ソールオリエンス :父キタサンブラック(ブラックタイド)/母父Motivator(Sadler's Wells系)
・メイショウタバル :父ゴールドシップ(ステイゴールド)/母父フレンチデピュティ(Vice Regent系)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
① 2・3着は伏兵台頭の余地あり
② 前走はJRA・GⅠ組が活躍:複勝率48.6%
③ 馬番二桁台は苦戦:内目枠が優勢
④ 3歳から5歳の争い
⑤ 東京芝2400で連対実績
浮上するのは、ソールオリエンスとマスカレードボールです。
6)宮田式バイオリズム◎
・エコロヴァルツ 3・2・1・7
・ジャスティンパレス 5・2・3・11
・ソールオリエンス 3・3・1・8
・ブレイディヴェーグ 4・2・0・5
・ホウオウビスケッツ 4・4・3・6
・メイショウタバル 5・0・0・6
7)結 論
混戦ですね。イクイノックスやドウデュースなど、強かった現6歳世代が一線を退いて、1頭残るジャスティンパレスが意地を見せるかどうか。また、日曜は晴れるようですが、金土は雨。馬場は良まで回復しないでしょう。行く馬がメイショウタバルとホウオウビスケッツくらいなので、宝塚記念に続いて武の逃走劇が再度はまるかもしれません。何とも迷いますが、ここは秋のGⅠシリーズ連勝中のルメールさんの腕前に期待して、3歳のマスカレードボールを中心視します。鞍上ルメールでダービー2着からこのレースを制したイクイノックスと同じパターンに見えなくもありませんし、得意の東京コースで決め手がいきそうです。相手には穴っぽいところで、前走宝塚6着で少し上昇気配が見えたソールオリエンス、去年2着のタスティエーラに、6歳はデータ上は不利ですが、ジャスティンパレスも加えておこうと思います。あとは大穴でフランスの若手アレクシス・プーシャンの乗るアーバンシックですかね。牝馬では、前走の新潟記念で、おととい菊花賞を制したエネルジコを差し切ったシランケドの末脚も脅威ですけど、過度に人気を被るとどうかなという気がしています。まとめると、
◎マスカレードボール 〇タスティエーラ ▲ソールオリエンス……
ですが、これは追い切り評価、当日の人気順や枠連の出目などをふまえて、慎重にいかないと当たらない感じです。その分、好配当も期待できそうです。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日は外仕事を頼まれているので、風が強くないことを祈ります。一日無事に終わりますように。