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昨日の菊花賞はエネルジコの完勝でした。エリキングは及ばずの2着。結果は人気同士の対決となりましたが、毎度のことながら鞍上の駆け引きには見応えがありました。エネルジコもエリキングも末脚自慢の馬ですが、3000の菊花賞で最後方から差し切る芸当はなかなか困難です。おまけに雨で馬場が渋ってましたから。ルメールさんも位置取りには細心の注意を払っているように見えました。川田くんもエリの後ろで虎視眈々とタイミングをはかっていて、最後は追い上げてきましたが、4コーナーを回った勝負どころで遅れた分、届かなかった印象です。3着には⑬人気のエキサイトバイオが粘りましたが、BSイレブンの競馬中継で東幹久氏が本命にしていた馬らしく、ネット上で賞賛されています。
【菊花賞】「13番人気推奨すごい」「東幹久さん、またやったのか」本命馬3着激走にネット騒然 - 競馬 : 日刊スポーツ
この馬は、私的な朝予想では消しにした馬ですが、ライヴ予想では、私的馬券術の「わたり理論」に合致する馬だったので、念のため相手に押さえておきました(昨日に続いてスイマセン!)。結果、ラッキーなことに①②人気が1・2着のわりにはかなりの高配当となりました。ほんとは今日は天皇賞・秋を検討する日ですが、これは明日に順延して、「偶然の必然」となったこの馬券について、今後のために少し書いておこうと思います(単なる自慢話ですが 笑)。
私的馬券術の「わたり理論」について、詳細は以下のブログで書きましたが、平たく言えば、人気薄の馬を三連馬券にひっかける方法です。
私的馬券術③ わたり理論 | Winning Tickets for All vol.3
昨日の京都と東京がまさにそうでしたが、三連複で万馬券となったレースで3着以内に入った三頭のうち、最も人気のなかった馬の人気順を追っていくと、奇数人気(あるいは偶数人気)ばかりを “わたっていく” 現象が現れるので、これを先読みして狙っていこうというものです。
昨日の京都競馬を振り返ってみると、奇数人気の「わたり」が現れていた日でした。(菊花賞前の)10Rまでの上位3頭の単勝人気を〇数字で並べると以下のとおりです(左から順に1・2・3着で、三連複が万馬券になったのは4Rと6Rでした)。
三連複 三連単
1R ③・⑥・⑤
2R ②・①・③
3R ④・③・②
4R ③・④・⑮ 110,640円 447,360円
5R ③・①・⑥
6R ⑪・①・⑤ 22,020円 330,820円
7R ②・⑦・③
8R ①・⑥・④
9R ③・①・⑥
10R ④・②・⑤
10Rまでの流れから「わたり」を奇数人気とらえると、次の菊花賞で狙う(べき)人気薄は⑨・⑪・⑬・⑮・⑰人気です。5頭もいるので、さすがに絞らないといけませんが、ここでもう一つ余計な「小技」を加えますと、「馬番連動作戦±10」というのもあります。たとえば、前のレースで馬番2番が3着以内に入ると、次のレースでは(+10の)12番が3着以内に来るとか、13番だと次は(-10の)3番とか、要するに一桁数字に着目するミニ馬券作戦です。10Rの上位3頭の馬番を確認すると、順に4番・5番・3番だったので、次の菊花賞では14番・15番・13番の馬に注意を向けるわけです。
私的馬券術② new 馬番連動作戦 | Winning Tickets for All vol.3
15番はエリキングですからこれは文句なしですが、14番のエキサイトバイオ=⑬人気と13番のアロンディ=⑰人気は「わたり」の奇数人気に合致します。アロンディはともかく、エキサイトバイオは東氏も言ってたとおり重賞勝ちの馬ですし、京都の不良馬場で2着ですから、これを消しにするのは危険かなという感じがしました。
ということで、「わたり」の人気薄からは⑨人気のレッドバンデ、⑪人気のライトトラック、⑬人気のエキサイトバイオまで押さえることにしました。目数は多くなりますが、無理に切った馬が好走してあとで後悔することが多いので、切れない場合はトリガミ覚悟で馬券を買うことにしています。結果は以下のとおりでした。
三連複 三連単
11R ①・②・⑬ 45,690円 140,270円
いつもの書式でも書いておきます。
*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は当日の朝予想、右は週中の予想、数字は追い切り評価の平均値: は最上位、(* )はサンプル不足の参考値
京都11R 菊花賞 3歳GⅠ
1着 エネルジコ ①1⃣ ◎ △ 5.0+α
2着 エリキング ②3⃣ ▲ ◎ 3.5
3着 エキサイトバイオ ⑬3⃣ - - 2.0
*朝予想◎エネルジコ1着(ライヴ予想で的中)
エキサイトバイオは追い切り評価が目立たなかったし、夏の休養を挟んで4か月ぶりのレースでした。ラジオNIKKEI賞を勝ったとはいっても53㌔の軽ハンデで、2着に退けたセンツブラッドが前日のカシオペアSで古馬に混ざって7着でしたから、東氏のように推せる人は少なかったでしょうけれど、荻野くんの鞭に応えてハナ差3着は立派です。次はわかりませんから、超低評価のここは狙いどころだったということでしょう。よく頑張ってくれました。
ということで、次も大きな馬券を釣れるようにがんばろうと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。明日は天皇賞・秋を検討してみます。今週はやっと晴れが続くようで、ちょっとほっとする週明けです。無事な一週間となりますように。