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今日は2歳牝馬の重賞・アルテミスSを見てみます。暮れのGⅠ阪神JFの重要なステップレースです。今年は函館のデビュー戦をレコード勝ちしたマルガが人気になりそうで、あの名牝ソダシ(とママコチャ)の妹です。ここを勝って、新しい「白毛伝説」が始まるかどうか、注目です。
アルテミスステークス【2025年10月25日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
アルテミスステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2025年10月25日東京11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
成績では新潟2歳Sで2着のタイセイボーグが目につきますが、時計は1分34秒1。GⅠの高みを目指す馬としては少々物足りません。マイルの一番時計ならば、先月中山の未勝利戦を勝ったルーチェフィオーレの1分33秒9(35.6)です。2歳で33秒台はまずまずですが、9月の中山は時計が速いので、タイセイを凌駕しているかどうかは微妙なところです。以下、時計的にはレディーゴール、バースデイフライトなどが続きます。上がり時計ではフィロステファニの32.6が光ります。全体時計は1分37秒台ですが、このとき0.4差の5着に退けたガリレアが、のちにサウジアラビアRCの2着ですから、けっこう強いかもしれません。他距離では、1400のダリア賞でタイセイボーグを0.3差で破っているハッピーエンジェルを相応に評価しなければなりませんし、1800では何といっても函館の新馬をレコード勝ちしたマルガでしょう。あとはモンローウォークがこれらに加われるかどうか。
2)前走(ステップ) ※過去10年、以下同じ
〇未勝利 12頭
〇新馬 10頭
〇サフラン賞 3頭
〇札幌2歳S 2頭
比較的中3週・6週が多いとはいえ、間隔に特に目立った傾向はありません。
3)血統
去年はキズナ産駒が上位を独占しましたが、流行りすたりもあり、レースの血統傾向を特定するのは難しい感じです。しいて言えば、近年は人気になっているキングカメハメハ系の馬がわりと好走しているということくらいでしょうか。となると、以下の3頭になります。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・ドナルンバ :父サトノアラジン/母父ルーラーシップ
・マルガ :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父キングカメハメハ
・レディーゴール :父レイデオロ/母父Equal Stripes(Red God系)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
(データ分析:アルテミスステークス 今週の注目レース JRA)
① 伏兵の台頭に注意:⑥人気以下が3勝
② 前走opクラスよりも新馬・未勝利勝ちの馬
:2着に0.6差以上の馬は4・4・2・8 複勝率55.6%
③ 前走芝1800の馬に注意
:③人気以内ならば5・1・1・2 複勝率77.8%
④ 前走の上がり時計上位2位以内、前走③人気以内、中5週以上
人気馬ではマルガが随一でしょう。あとは、バースデイフライトやフィロステファニ、レディーゴールもいくつか該当します。伏兵的なのは、ドナルンバとモンローウォークでしょうか。
5)結 論
これはデータ的には白毛のマルガに逆らえないレースでしょう。ただ、過去には人気のリバティアイランドやメジャーエンブレムが2着に敗れているので、盤石ということもないのでは、と思います。逆転の目を期待したいのはルーチェフィオーレです。6月の東京の新馬戦は直線ではいい脚を使って半馬身差の2着。未勝利戦はきっちりと勝ち上がりました。人気馬の脚元をすくうならここだと思います。あとは、JRAのデータ分析で名前の挙がった馬たちで、中ではドナルンバが一番おもしろい存在だと思います。その他、前走op組は不振と言われていますが、一応実績を評価すれば、ハッピーエンジェルとタイセイボーグも押さえておかないと。まとめると、
◎ルーチェフィオーレ 〇マルガ ▲ドナルンバ……
で、人気薄が絡んで、三連が好配当になるよう期待します。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。北海道の山地はすでに雪とか。ここにきて季節が急に進み始めました。どうか一日無事でありますよう祈ります。