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昨日はアクシデントに見舞われて更新を断念しました。今日は早速本論からで、日曜の3歳牝馬GⅠの最終戦、秋華賞を検討してみます。当日は今のところ雨予報なので、波乱の気配もありますねぇ。
秋華賞【2025年10月19日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
秋華賞の過去10年データ、好走馬一覧(2025年10月19日京都11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
芝2000の持ち時計がある馬自体が少ないですが、トップは、グローリーリンクが夕月特別で出した1分57秒6(上がり35.1)です。3歳牝馬の一般論としてはかなり優秀だと思いますが、一週前の阪神芝1800・ローズSでのカムニャックの1分43秒5(同34.4)と比較してしまうと、1秒くらい遅い印象です。となると、紫苑S組は1分59秒台ですから、距離が200m短いものの、時計的にはローズS組が優秀と考えられます。その3着で、一番の末脚を使ったセナスタイルが脅威です。紫苑S組では勝ったケリフレッドアスクよりも、末脚から言って2着のジョスランでしょうか。これらに、実績のあるエンブロイダリー、クリノメイ、パラディレーヌ、ビップデイジー、マピュースあたりが、どう争うかでしょう。カネラフィーナまではどうでしょうか。
2)前走(ステップ)と間隔
〇優駿牝馬 10頭
〇ローズS 9頭
〇紫苑S 8頭
前走が条件戦の馬も3頭いますが、いずれも勝ち上がりです。
3)血統
近年は父母系ともにキングカメハメハ系が上位に映ります。該当するのは6頭ですが、全体的には穴で一考という馬たちの印象です。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・インヴォーグ :父ロードカナロア/母父マンハッタンカフェ
・ケリフレッドアスク:父ドゥラメンテ/母父ディープインパクト
・ジョイフルニュース:父ロードカナロア/母父Fortyfy(Forty Niner系)
・ビップデイジー :父サトノダイヤモンド/母父キングカメハメハ
・ランフォーヴァウ :父ロードカナロア/母父ディープインパクト
・ルージュソリテール:父ロードカナロア/母父ディープインパクト
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
① ⑤人気以内の馬が中心:過去10年で3着以内の25/30頭を占める
② 前走で5着以内:6着以下の複勝率1.9%
③ オークス直行組が6勝、複勝率38.5%
:勝率18.2% 複勝率45.6%
④ 前走4角5⃣番手以下
:真ん中より後ろの追い込み勢の方が優勢
オークス組ではエンブロイダリーとブラウンラチェットですが、6着以下です。ローズS組ではカムニャック、テレサ、セナスタイルとビップデイジー。紫苑S組ではジョスランが該当しますが、決め手がなく、絞り切れません。
5)宮田式バイオリズム◎
・エリカエクスプレス 2・0・0・3
・エンブロイダリー 4・1・0・2
・カネラフィーナ 3・2・0・0
・クリノメイ 3・0・0・4
・ダノンフェアレディ 2・0・1・2
・ビップデイジー 2・1・1・3
・ブラウンラチェット 2・0・0・3
・マピュース 3・1・0・3
・ヴーレヴー 3・1・0・5
6)結 論
無難な見方をすれば、オークス馬vs桜花賞馬、距離適性でカムニャック優勢というところでしょうが、晴れの良馬場でレースを迎えられないとすれば、波乱の目もあります。注目はローズS3着のセナスタイルです。母ヌーヴォレコルトはオークス馬にしてこのレース2着。舞台適性は十分でしょう。鞍上が強引なレースをして馬の機嫌を損ねるようなことがなければ、逆転もある素質馬と見ます。あとは、紫苑S2着のジョスランですが、鞍上が替わるのはややマイナスです。穴っぽいのは、上の検討で何度か名前が出てきたビップデイジーでしょう。桜花賞・オークスでは二けた着順でしたが、前走のローズS4着でやっと調子が上向いてきました。距離も大丈夫そうなので、ここは「復権」のチャンスでしょう。人気順次第ですが、カネラフィーナも念のため△で押さえておくべきかもしれません。まとめると、
◎セナスタイル 〇カムニャック ▲ビップデイジー……
で、例年堅く収まってきたレースですが、今年は波乱の余地ありと見ます。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。やや雨馬場を念頭に予想はしましたが、晴れの良馬場でレースが行われるのに越したことはないので、天候の回復を祈ります。