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ほんとは土曜東京の2歳重賞サウジアラビアＲＣを検討しようと思っていたのですが、先に月曜京都スワンＳの方を見てみます。一応こちらの方が格上なもので。距離が1400のせいか、ここで勝ってもＧⅠ戦線での好走と結びつかなくなってしまいましたが、3年続けて二桁人気馬が馬券に絡んで高配当を演出しているので、今年も人気上位同士ですんなり決まる感じはしません。
1）持ち時計プラス
今年の芝1400の持ち時計では、5月の京王杯ＳＣで3着だったロジリオンの1分18秒7（上がり32.7）が最も速く、同4着のレッドモンレーヴや夏の中京・豊明Ｓ3着のシュタールヴィントが続きます。このクラスになると、1分20秒台の時計はザラなので、過去に19秒台の時計をもつ馬をその他で拾えば、アサカラキング、ウインマーベル、グレイイングリーン、スカイロケット、バルサムノート、ワールズエンドです。これらにアドマイヤズーム、オフトレイル、ソーダズリング、タイムトゥヘヴンら重賞実績のある馬を加えたあたりで勝負かな、というところです。
2) 前走（ステップ）
〇安田記念 4頭
〇スプリンターズＳ 3頭
〇京成杯ＡＨ 3頭
〇ヴィクトリアＭ 2頭
〇毎日王冠 2頭
〇京王杯ＳＣ 2頭
〇キーンランドＣ 2頭
〇関屋記念 2頭
〇朱鷺Ｓ 2頭
〇オパールＳ 2頭
3）性齢
〇3歳 5頭 〇4歳 5頭 〇5歳 11頭
〇6歳 7頭 〇7歳 1頭 〇8歳以上 1頭
／〇牝馬 6頭 〇騸馬 2頭
4）血統
父系は総じてディープインパクト系かキングカメハメハ系が強い感じがしますが、難解です。ここ3年はロベルト系も来ているので、父・父母からこの血脈をもつ馬を拾っておきます。
※サンデー系＝ 、ノーザンダンサー系＝ 、ミスプロ系＝ 、
ナスルーラ系＝ 、ロベルト系＝
・アドマイヤズーム ：父モーリス(スクリーンヒーロー)／母父ハーツクライ
・アルテヴェローチェ ：父モーリス(スクリーンヒーロー)／母父ディープインパクト
・ソーダズリング ：父ハーツクライ／母父シンボリクリスエス(Kris. S)
・バルサムノート ：父モーリス(スクリーンヒーロー)／母父ダイワメジャー
5）JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
（データ分析：MBS賞スワンステークス 今週の注目レース JRA）
① 下位人気馬にもチャンスあり
：近3年続けて①②人気が馬券から外れている
② 3歳馬も通用
：複勝率29.4%は世代別では随一
③ 穴候補は前走op特別：複勝率15.0%
④ 過去1年間に重賞勝ちか2着のある馬
絞り切れませんが、唯一挙げればセッションが穴で一考というくらいです。
6）宮田式バイオリズム◎
・アドマイヤズーム 2・1・0・2
・オフトレイル 3・4・2・5
・ショウナンザナドゥ 2・1・1・5
・スカイロケット 4・1・1・13
・セッション 2・3・2・10
・ソーダズリング 3・2・1・7
・タイムトゥヘヴン 2・3・2・28
・ムイ 3・0・0・2
・ランスオブカオス 2・0・2・1
・レッドモンレーヴ 5・4・1・11
7）結 論
まず3歳と古馬の世代差をどう見るかがポイントです。8月以降の重賞戦でパンジャタワーやマピュースなど3歳世代はそれなりに勝っていますが、今年のスプリンターズＳに3歳世代から一頭も出走がなかったように、例年よりも若干見劣る感じがします。となると、今年参戦予定の3歳勢では、NHKマイル最先着のランスオブカオスと一叩きしたショウナンザナドゥだけ残して、アドマイヤズームやアルテヴェローチェあたりは人気になるなら切ってもいいと見ています。中心は1400の新スペシャリスト、昨年2着のオフトレイルとします。前走はマイルの関屋記念で2着でしたが、京都ならこの距離の方が合う感じです。相手は、まずウインマーベルとロジリオンに、3歳の上の2騎、決め脚のあるタイムトゥヘヴンに、レッドモンレーヴやソーダズリングもまだ見限れないでしょう。あとはワイドラトゥールが届くのかどうか。まとめると、
◎オフトレイル 〇ウインマーベル ▲ランスオブカオス……
で、スプリントとマイルの中間という微妙な距離と京都コースへの適性が最後に出ると思っています。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。南の海上に台風が発生して、今週の天候は不穏なムードが漂いますが、何とか無事に過ぎるよう祈ります。
