今日は久しぶりに宮田式馬券術の実践的振り返りをしてみます。日曜の中山・阪神のメインレースは宮田比呂志さんの「枠連法則」が当てはまる典型的な日でした。残念ながらスプリンターズSは獲れませんでしたが、阪神のメイン、ポートアイランドSは見事にハマりましたので、獲れた方だけ簡単に振り返ってみます。まず、結果からです。

 

*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順=  はウラ人気、◎△はライヴ予想

 阪神11R ポートアイランドS opL 

1着 7⃣ヤマニンサンパ   ⑦6⃣  ◎

2着 3⃣シャドウフューリー  ③3⃣   

3着 5⃣ミッキーゴージャス 1⃣  △

 

 馬券のポイントは7⃣枠のヤマニンサンパを中軸に据えられるかどうかでした。前走の関越Sでは5着。この2年、4着が最高で、すでに7歳馬ですから、ハンデ戦ならいざ知らず、⑦番人気という評価もいたしかたないところです。

 

 この日の阪神の枠連の出目の動きを追ってみましょう。10Rまでの動きは以下の通りでした。の数字は枠番で、左から右へ1・2・3着です。宮田式「枠連法則」では、3つの筋目に注目していますが(詳しくは以下のブログを参照してください)、1⃣・4⃣・7⃣枠の筋目はで表示してみます。

宮田式馬券術のエッセンス⑤ | Winning Tickets for All vol.3

 

  1R  7⃣ 2⃣ 3⃣

  2R  3⃣ 1⃣ 4⃣

  3R  6⃣ 4⃣ 5⃣   

  4R  8⃣ 7⃣ 4⃣

  5R  5⃣ 7⃣ 8⃣  

  6R  4⃣ 3⃣ 6⃣

  7R  1⃣ 3⃣ 6⃣

  8R  6⃣ 5⃣ 4⃣  

  9R  3⃣ 4⃣ 6⃣  

 10R  8⃣ 8⃣ 7⃣

 

 宮田さんの「枠連法則」は2着までで、3着は対象に含めていませんが、上を見ると、1⃣4⃣7⃣枠が3着以内に途切れることなく出現していて、2⃣5⃣8⃣枠3⃣6⃣枠に比べて、筋目として最も強勢であることがわかります。となると、メインの11RポートアイランドSは1⃣4⃣7⃣枠にいる馬のどれかを連軸にすべきということになります。

 

 対象は4頭です。1⃣枠は8歳のラインベック。前走の関越Sは⑪人気で2着。実績を考えれば連もありえますが、前走2着のせいか斤量は58㌔。⑩人気の評価もややマイナスかなという印象です。4⃣枠はラケマーダ。3走前の安土城Sを勝ち、GⅢ小倉大賞典も3着の実績がありますが、この馬も58㌔。⑧人気は狙いごろですが、父のアメリカンペイトリオットにダート馬の色合いがあるのが少し引っ掛かります。7⃣枠はヤマニンサンパコレペティトールですが、コレペティは京都金杯勝ちがあるため斤量59㌔で、これは消しかなと思いました。⑦人気だったヤマニンは上に書いたとおり、近走頭打ちですが、斤量57㌔は4頭で一番軽量ですし、ディープインパクト産駒というのもプラスと思い、軸はこれだと判断しました。結果は①②人気が圏外に消えて、三連複19,320円、3連単151,940円の好配当となりました。

 

 中山のスプリンターズSも「枠連法則」からは、3⃣6⃣枠強勢で3⃣枠のナムラクレアを三連の軸に据えて、勝ったウイングレイテストなど人気薄までマルチ馬券で押さえれば、的中の可能性がゼロではなかったと思いますが、こういう馬券を獲るにはまだ修行が足りないようです。

 

 ということで、今日は宮田式馬券術の「枠連法則」に従った成功例をご紹介しました。明日は金曜なので、日曜の東京・京都の重賞レースの追い切り情報を集約してみます。凱旋門賞もあるし、日曜が楽しみです。

 

 

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